今日はNゲージ鉄道模型、3か月ほど前に導入したレールクリーニングカーの話です。金属製のクリーニングヘッドが金属製で重く、線路への押付圧が高すぎて引っかかったり脱線したりするので、押付圧を弱くする工夫をしてみました。試作段階ですが結構良さそう?と思っています😁。

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

導入した藤村製作所のレールクリーニングカー↓、ワキ5000等のボディーを被せられ貨物列車風に運転しつつ、床下のクリーニングヘッドに付けた布が線路を擦り、線路掃除が出来るというものです。私の所は手を突っ込みにくい箇所が沢山あるレイアウトなので😅、自走でクリーニングが出来る点で重宝しています。

 

 

しかし矢印のクリーニングヘッドが金属製で重く、押付圧が強すぎるため線路継目のちょっとした段差に引っかかり、停まってしまったり脱線したりが頻発しました。以下記事のように線路側の段差を調整して↓もやりましたが、数多くの留置線を通過する際あちこちで引っかかりまくり、ちょっと対応しきれないな~ という感じがしました。また走行抵抗が非常に大きいので最初の写真のように機関車2両のプッシュプル運転が必須でした。

 

 

これを何とかしてみよう と工夫した後の姿です。何やら白い棒が2本載ってますね~😁、背が高くなった分、貨車ボディーは被せられなくなっちゃいました😅。なお、台車は軸距が長い方が走行が安定するだろう と手持ちのTR203へ換装しています。台車マウントのMicro Trainsカプラーは以前と同じです。

 

この時の先頭はEF71 5(KATO 3079-1)、プッシュプルは必要無くなり単機牽引になっています。

 

何をしたかというと..先ず矢印金属製クリーニングヘッドの左右2か所にグラインダーで削りを入れました。さほど硬い材質じゃなかった(パーツは銀色に見えるけど中身は真鍮かな?)のでそう苦労はしませんでした。

 

次に溝に燐青銅板を当てて左右を渡すように接着、最初ミクロビスを打とう..と思いましたが1mm程の穴を空けるのが大変だったのでひとまず瞬間接着剤使用です。

 

アーノルドカプラーのスプリングをハンダ付けし、その上に更に銅板をハンダ付け、何かドラえもんタケコプターが付いているみたいですね~😁。

 

クリーニングヘッドを車体に装着し、プラ角棒で組んだ白いコの字状のパーツを”タケコプター”を引っ掛けるように右へと挿入します。バラせないと布交換作業に困るのでこんな構造を考えました。

 

矢印のスプリングが少し伸びます。クリーニングヘッドを上からバネで吊ってやることで押付圧を軽減しよう という工夫でした。布を付けたクリーニングヘッドが浮かずに軽く当たるよう調整しています。プラ角棒パーツは最初高さ5mmでしたがちょっとやり過ぎ?で溝を掘って4.5mm位、手作り感満載です😁。

 

以前使っていた矢印、KATOで売っていたものと思いますが、貨車など細い車軸の車両に引っ掛けてヘッドが線路を擦ってクリーニングするものです。プラ製の軽いものですがまずまずの効果を上げていたので、そんなに強く押し付けなくてもいいんじゃない?という発想でした。製品のクリーニングヘッドは重過ぎ、プラ製でいいんじゃないかな~。

 

こうすることで引っかかりは少なくなり、走行抵抗も軽減されて機関車単機牽引が出来るようになりました。写真はEF65 526(KATO 3060-2 500番台F形)牽引、特大貨物列車的にも見えますね😁。

 

背が高くなりましたが、パンタグラフよりは低いので建築限界に支障はありません。

 

押付圧が低くなってもしっかり汚れは落としてくれます😁。

 

今回のきっかけは写真の個所、先日ディスクブレーキに凝ったキハ181系↓の留置線入口です。押付圧軽減前のプッシュプルでクリーニングカーを運転したところ脱線し、手を突っ込みにくい場所なので救出に苦労しました😅。押付圧軽減後は写真のように推進運転で左へ入線~右へ戻る運転でしたが問題なく通過しました。

 

 

C62 3(KATO 2017-3)牽引”C62ニセコ号”の留置線付近でも集電不良があったので走行させました。ここも押付圧軽減前はダブルクロス付近で脱線、救出が大変だったんですが..

 

押付圧軽減後は問題なく通過しています。走行抵抗が下がっているのでMicro Trainsカプラーが外れてしまうという問題(↑最初のリンク記事)も無くなりました。まだ様子を見て行かねばなりませんが、感覚として効果を落とすことなく、だいぶ使いやすくなるんじゃないかな~ と思っています😁。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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