今日はNゲージ鉄道模型、私のところではなかなか難しかった線路クリーニングの話です。レールクリーニングカー(装置)を導入してみました。貨車のボディーを被せて機関車連結で運転するので”ちょっと怪しい貨物列車”という感じです(笑)。今回は写真が多くなりますがご覧いただければと思います。

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

以前から書いているように私の所は部屋の家具類を嵩上げしてその下を走るレイアウト、狭いスペースを最大限に活用してフル編運転を実現できたのはメリットですが、反面手を突っ込めない箇所が多数なので線路掃除が殆ど出来ませんでした😅。ほぼ今のスタイルになって6~7年、以下記事↓に書いたようにアクリル板で囲うホコリ対策が効果を上げていたもののレール掃除不能のメチャクチャレイアウトでよくここまで持ったな..という気もしますが、最近サスペンション機構の有無を問わず室内灯のチラつきが富に多くなって..頻繁に車輪掃除をするようになっているのを感じていました。

 

(上のようになった経緯を書いています。)

 

いよいよ限界かな~?と写真の導入を決断しました。藤村製作所さんのレールクリーニング装置です。前から気にはなっていた商品なんですが結構なお値段...😅、しかし類似の構造を自作するのも相当難しかろう と思い買ってみることにしました。

 

追記;商品を直接Pickすることができないようですが、ここ↓で買えました。

Yahoo!ショッピング(ヤフー ショッピング)

 

矢印のクリーニングヘッドが上下動する構造、布を挟み込んでクリーニング液を付けて走行させます。台車は余っていたKATOのTR211を使います。床板も金属製でボディーマウントのMicro Trainsカプラーねじ止めが容易でないので、ひとまず台車マウントのMT-10(KATO 11-711)カプラーを使いました。機関車は全てボディーマウントなのであまりよろしくは無いのですが、車長が短いので何とかなるかな?です😁。

 

台車を取り付けるとこんな感じ..ヘッドの自重で線路に押し付けますが、先端が丸みを帯びているのでレール継目の微細な段差に引っかかりにくい筈..ここがミソのように思います😁。

 

ヘッドに布を取り付けます。要らなくなったTシャツ等でいいと書いてあります。効果を確認するには白色が良かろうと古い古いハンカチを探し出し、切って取り付けました。クリーニング液(私の場合ユニクリーナー)を染み込ませて走行させます。

 

編成に連結されずに留置状態だったワキ35050のボディーを載せました。元々”KATO ワキ5000等”用に作られていますからピタリとハマります。スニ40やスユ44、ワキ8000も使えると思います。ボディーと台車以外は金属製で重量があり、直接布が線路を擦るので走行抵抗は相当に大きいです。

 

早速運転 と思いEF71 4(KATO 3079-1)+ED78 6(KATO 3080-1)の重連牽引で動かそうとしましたが..

 

連結器が外れちゃって走れずでした😅。カプラーの高さ調整(写真)や、貨車側だけKATOの車間短縮ナックルを使う も試してみましたが全くダメでした。走行抵抗が大きすぎるためでしょう。アーノルドカプラーなら運転出来るのかも知れませんが、全機関車Micro Trainsカプラー化しているのでそれは無いかな..

 

プッシュプル運転にしてみたら上手く走るようになりました😁。DCCですから歩調の合った運転はお手の物..

 

引っかかったりすることなく本線周回走行が出来ました。ワキ車1両をEF71 4ED78 6のプッシュプル、”怪しげな貨物列車”というイメージです😁。この先”マヤ検”風にアレンジするのも面白いかも知れません。なお、布がだいぶ出っ張っていますが、説明のYouTube動画を見ずに自己流で突っ走ったためで😅、もうちょっと目立たなくすることはできそうです。

 

しかし”万能”ではなくて線路継目の”段差”が大きいとやはり引っかかって止まっちゃいます。写真の継目では右から左へは通過できますが、左から右は引っかかります。ポイントの多い1階層や留置線などで既に何か所か引っかかるのを確認しています。線路の方を何とかしなきゃいけないかな~😅。

 

でも1発で本線周回OKだったのは大きいかも😁。写真上、TOMIXのレールクリーニングカーも持っていたのですが、矢印のディスクが線路を擦って回転する方式、今回の矢印のようにラウンドコーナーの要素が無い為、そこいら中の継目に引っかかりまくって走行不能、右に写る非接触タイプの回転子を付けて”掃除機モード”でしか使えませんでした↓から、今回のは随分イイ気がします。

 

 

クリーニングの効果は..ワ~~、早速布が真っ黒😅。本線1周ちょっとでもうこの状態でした。やっぱ相当汚れてたんだな..

 

布を取り換えてクリーニングを続けます。ヘッドを外して交換することができます。

 

レールクリーニング商品は色々なのが出ていると思いますが、私の所は上述のように”手を突っ込みにくいレイアウト”なので、車両走行でクリーニングが出来るようになった所に大きな意味があります。”怪しげなクリーニング貨物列車”が通過中の写真上方、本線の一角ですが全く手を突っ込めない位置だし..

 

1階層留置線群の出口などもほぼ掃除不能の場所でしたが、段差に引っかかりさえしなければクリーニングが出来るようになりました。車輪が汚れにくくなるか?は使って行って効果が判ってくると思いますが、少なくとも線路が汚れていない 方がイイのは間違いないでしょう。良い製品のような気がします。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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