今日はNゲージ鉄道模型、直流電気機関車のパンタグラフ下、▲(三角)マークの話です。直流機を網羅的に見直し、実車にあって模型に無い形式にはインレタ転写をやりました。長くなるので2回に分け、実車写真(記事リンク)など合わせて見て行きたいと思います。
いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。
三角マークはパンタグラフ中央部の真下、ボディー上縁の小さい▲の表記です。手前のゴハチ61はインレタを転写、奥のEF15は製品に印刷で入っていた..など様々です。多分ですが、”棒”を使って(ディスコン棒というらしい..)パンタグラフを上昇させる際、下から折り畳み状態のパンタが見えないので、位置を示すための表示だったんじゃないかな~と想像します。
使うのはレボリューションファクトリーのNo.5064 三角マークインレタです。先日タキ9900若番車の車番表記に先行使用しましたが↓、今回の機関車パンタ位置表示が本来の使い方らしい..😁、ので直流機を古い形式から順を追って調べ、必要な車両にインレタ転写することにしました。
品番を書きますがメーカーは特記を除き全てKATOです。左からED16 10 (3068)、EF15 176 (3062-1 最終形化改造車)、EF15 188(3062-2)..これらは製品に印刷で▲表記がありました。
実形式は古いデッキ付きの直流電機ですが、模型の設計上は新しく、しっかり印刷が入っています。特に弄る必要はありません。
以下記事↓にUpしたEF15の実車写真(友人からの頂きもの ありがとうです。)、確かに▲があるのが見て取れます。模型のEF15 188は排障器を自作化したり↓、結構凝りました😁。
続いてED62 4(TOMIX 9115)、ED62 3(3084)ですが、こちらは▲マークがありません。実車も無かったようです。
一度だけ撮影に行けた飯田線ED62↓のサイドアングル、模型同様確かに無いように見えます。なので模型もそのままです。無しもあるんですね~。
EF58 58(3020-2)、EF58 105(3020-2)、EF58 160(3049)、この3両は実車に有った筈の▲が模型に無かったのでインレタ転写しました。
小さいインレタを切り出し、セロテープに貼り付けて位置決めし転写、車体上縁のラウンドコーナー位置なので気を遣う細かい作業です。
バラシて窓ガラスやレンズ類パーツを外し、セミグロスクリアー塗装をかけています。写真はEF58 105 3020-2の古いロットだったようで、動力ユニット上方やヘッドレンズ押さえパーツがこれ1両だけグレーでした。
動力ユニットは窓部に黒いテープを貼るので問題ありませんが、レンズ押さえパーツは運転席後方の壁表現にもなるので、矢印の2点、GMの京阪ライトグリーンをスプレーしました。他のゴハチは緑色なので統一した形です。
EF58 48(3049 前期形化)、EF58 53(3020-1)、EF58 150(3049-2)です。この3両の共通点は主に宮原区在籍だったこと...調べた結果宮原車には▲マークが無かったみたいなんです。なので模型もインレタ転写をやりません。形式や所属区によって表記あり、無しがあったみたいです。どういう意味合いがあったんだろう??
宮原ゴハチ自前写真は茶色になってからのEF58 150..▲は無いようです。他、ネットや雑誌の写真を参考にどうやら宮原ゴハチは▲無しだったみたい..と判断しました。
ロイヤルエンジンEF58 61(3038)は実車▲付きも模型に表現が無かったのでインレタ転写しました。
丁度2年前の以下記事↓にUpした写真、▲があるのが分かります。ロクイチは最近鉄道博物館に収蔵されましたが、その姿(写真)からも▲付きが確認できます。自分はまだ見に行っていないんですが...😅。個人的にはロイヤルエンジンですから周囲に柵が設けられるのは分かるけど、もうちょっと距離を取ってくれないと全体像を撮影出来ないじゃん..と思っています。見には行きたいですけどね😁。
ゴハチ61もバラシてグロスタイプのクリアースプレー塗装をやりました。色の質感を損ないたくなかったのでちょっと怖かったんですが..😅、通常より控えめにスプレーしていい感じに仕上がったと思います。クリアーをかけなかったらあの小さいインレタは多分剥がれちゃうでしょうからね。なお、KATOゴハチは旧構造(2G)動力ユニットですが、矢印の白色プラ板を入れるなど工夫して、安定走行を保っています。
三角マークの話第1回はここまでです。第2回はEF62以降、在籍直流電機を網羅する予定です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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