胃全摘後20年の今、がん経験者としてお伝えしたいこと | ~緩和ケアやいのち、日々の出来事や想いを~

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3度のがん経験や、がんの患者さんとのふれあい。昔、白血病で亡くなった長男のことを想い出しながら、
日々の出来事や想いを明るく書いていきます。

私が52才の時に2度目の胃がんの手術をして、その時に「余命1年です」と家族は言われたらしいのです。

ところが、何故かもうシニアになってしまいました。

手術直後は胃がないので食べる量も少なく、体力もなく痩せてしまいました。

抗がん剤で顔にシミはできるし💦


何度かブログに書きましたが、

胃がないと5年くらいするとビタミンB12が枯渇するそうです。

「メチコバールは継続して注射した方が良いよ」と、消化器内科の優しい友達のアドバイスで、ずっと続けていました。


ところが8年前に転居してからは、血液検査のデータではその必要はないとのことで、3人の医師に断られ・・・・・。


昨年の夏は、食欲もなく夕食に3時間もかかっていました。

そして、アイスのガリガリくんをよく食べてたなぁ。

何を食べても味覚がなく、「まぁ、そんなもの」と諦めていました。

以前、ビタミンB12不足の時と同じように、眠っている時に脚も痙攣。


思い切って、話しやすそうな開業医のW先生に身体を預けました😊


快くメチコバールの飲み薬を出していただき、いつのまにか食欲も戻ったみたい。


何を食べても美味しいし、気づけば量も1人前に食べている‼️


その結果、20年間、同じ体重だったのが、この冬急激に体重増加。食欲増加。

ユニクロのMのパンツがパッツパツ‼️


体重のことをお伝えしたいのではないのでした。


胃全摘の場合、私のようなケースがあるので、主治医に遠慮しないでくださいね。

データに出ない隠れビタミンB12不足。


とにかく、何か気になれば、「自分の身体は自分で守る」の気持ちで、日々を過ごしたいですね。


高校時代の友達が送ってくれた、愛媛県大洲市の風景です。帰りたいな