アルツハイマーと共に | ~緩和ケアやいのち、日々の出来事や想いを~

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3度のがん経験や、がんの患者さんとのふれあい。
昔、白血病で亡くなった長男のことを想いながら、
日々の出来事や想いを書いています。

民族歌舞団「わらび座」の創設者・横山茂さん(1926年生まれ)のコンサートを聴きに行きました。
アルツハイマーになられて6年だそうです。

コンサートの案内状の説明に「会話困難な80歳、要介護4。今年4月に開催されたコンサートでも、美しい声で歌った。」と書いてありました。
会の会員さんの主催なので聴きにいったのですが、ロシア民謡や「椰子の実」などを素晴らしい声量、力強い声で歌われ感動の2時間を過ごさせていただきました。
時々、歌詞がわからなくなると、そばに寄り添う奥さまが美しく優しい声で助け舟。

こんなに素晴らしいとは!!
何でも実際に見たり聴いたりしないと、実感できないことがよくわかりました。

横山さんを支援していらっしゃる方々の温かさも感じることができて、寒い冬に向かう今の時期に
ほんわか温かい気持ちになりました。