お隣の2Fからの視線が気になるということで、
ガラスフイルムを貼ることになりました。
建てる時って意外に気づかないものです。
後からの工事だと、室内足場を組まなきゃなりませんのでチョット大変。
鉱物性漆喰特殊仕上塗材 『グラッセロ』
~内装専用イタリア漆喰
グラッセロは、起源は古代エジプト時代に遡ります。ギリシャ、ローマ時代と時を経てベネツィア共和国繁栄期に建築装飾仕上げとしてイタリア全土へと浸透していきました。
ルネサンスの建築家パラディオにより、また、忘れられていたストゥッコ技術の復活に力を注いだカルロ・スカルパらにより、イタリア漆喰は西洋の建築文化の一部として受け継がれた、きわめてオリジナルに近い素材です。
重量感のある艶が特徴です。

水溶性漆喰特殊金ベラ仕上塗材 『ベネチアーノ』
~内装仕上げイタリア漆喰風
ベネチアーノは、1700年代にイタリアのヴェネチアで流行した壁の製作技法のひとつで、大理石調と呼ばれる気品ある仕上げは、現在もカルロ・スカルパデザインのポポラーレ銀行(ヴェローナ)をはじめ、イタリアのあらゆるところで見受けられます。

・・・で、どこが違うの?
大きな違いは、「ベネチアーノ」はアクリル樹脂を加えるることによりより華やかな艶がでるのが特徴です。
25年程前から日本では、公共建築・店舗等で「スタッコ・アンティコ塗装」「大理石塗装」として使われ始め一世風靡いたしました。
「グラッセロ」はシ-ラー処理をした下地に直接施工を始めます。
「ベネチアーノ」は基本「ソットフォンド」という下塗り材で下地を作ります。真っ白なキメの細かいパテのようなもので、ペーパーで研ぎ出し博多人形のようにツルツルの状態にします。
これが大変
発生する粉も半端ではないです・・・リフォーム向きではないですネ。
「グラッセロ」より透明度のある材料を何度もパターンを重ね上げて柄にしていきます。
下塗りが白なので、パターン付けを何度も重ねていきます。
この苦労が、華やかで透明感のある艶を生み出します。
国内では、AICAやメイコ―から類似品が出ております。
どちらも、下塗り材が共色になってます。
何度もパターンを重ねなくても仕上げることができますが、透明感や華やかさはでません。
どうも、仕上がりや品質より、施工を簡単にして手間と時間がかからなくするという、工事業者や職人に優しい材料開発なようです。
ま・・・日本のメーカーは、消費者より業者に目線がいってると言ったところでしょうかネ。
供給側の都合を、消費者に押しつけることが通用しなくなる時代が、もうそこまできているということに、気づいて欲しいものです。