大量仕入れ量販店の盲点(笑) | 株式会社グリット デザイン・リフォーム・広報部 リノベーションLABO

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2007年1月にスタートしたブログですが、株式会社リノベーションLABOのブログとして運営してまいりましたが、皆様御想像通リ妙齢となり、もともと商売には向いてないこともあり、株式会社グリットのデザイン・リフォーム・広報部を務める事となりました。

 

最近は、あまり設置されることが無くなった“SK”。

朝の洗面TIMEの混雑を解消するために、セカンド洗面にしたいとのご要望。

HPよりのお問合せで、皆さん用ご存じの大手ホームセンターさんと相見積もり(汗)。

 

洗面化粧台の標準的な奥行きは、50㎝。

画像でお分かりいただけるかと思いますが、後ろに洗濯機があります。

SKの奥行は40㎝です。

どう考えても50㎝の奥行の洗面を入れたら、顔を洗う時も洗濯するときも直立不動となります。

 

ホームセンターさんの提案は洗濯機を90度向きを変えて

排水口が遠くなる分、なんか台にのせたらと・・・

洗濯機、ほぼ正方形だし、90度向きを変えてもスペース変わらんし。

どうしても、店頭でいつも販売してる機種を勧めたいらしい。

 

それ以前、それってリフォーム提案でなはなく、暮らしの工夫的な奴だし。

 

そこで、弊社があれこれ調べて見つけたのが、LIXIL社『オフト 間口500㎜』!

なんと奥行が、今付いているSKと同じ40センチの特殊サイズ!

 

 

オプションやの少なさもありピンときてなかった施主様も設置後、納得。

それどころか、奥行き50㎝にしてたら、大変なことになったと実感されてました。

 

なぜ、このようなケースが起こるか?

量販店さんの強みは資金力にモノを言わせた大量仕入れ。

流石にすごい条件で仕入れをされているようです。

施主様のお悩みを解決するのではなく、競争力のある大量仕入した商品へ誘導し受注することが優先です。

 

しかし、今回のようなイレギュラ対応商品の一品だけの仕入れとなると、大量仕入れの魔法は効力を失います。

その上、窓口はパートさんで施工は丸投げ。

 

この人、変なこと言うな~と思ってた施主様がその根拠に気付く瞬間が一番の弊社の喜びです。

 

お陰様で、メインの洗面化粧台の交換もご依頼いただきました。

めでたしめでたし。

 

 

 

建築以外の事は、きっと自分も情報を判別できてないかもと気付く現場だったかも。

 

ありがとうございました。

提案が評価され超嬉しい思い出になりそうです。

 

 

 

 

 

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