10年ほど前まで輸入されていた、南仏最大の西洋漆喰メーカー『ブランコロール』社の小ネタ。
1946年にプロヴァンス地方特有の天然土「オークル」の販売を開始。
1996年にはフランス政府公認の学校『EPPEC』を設立・所有。
フランス漆喰といえば、日本では弊社取り扱いの『セニデコ』社がメジャーなのですが、一時期輸入されていたのですね~。
国内に入ってきたのは『TRADIMURS』・『LES ESSUYABLES
』・『Les Chaux d’antan』・『French Stucco』『ROXANE』の5品目程度。
私の経験では、西洋漆喰系のブームは15年サイクルで来ているようです。
30年前のイタリア漆喰ブーム(当時は、大理石塗装と呼ばれることが多かった)を第一次ブームとすれば、15年前にフランス漆喰が第二次ブーム。
で、現在 モールテックスを筆頭にコンクリート調仕上げがまた新たなブームと言えるのではないかなと。
その都度、同等品・類似品が出てくるわけです。
フランス漆喰に関しては、そんなに当たったわけでもないので、セニデコとブランコロールくらいしか世に出ませんでした。
さて、大流行のベルギー製『モールテックス』の市場に、フランス製『セニべトンハイブリッド』が追っかけ始め、イタリア製『コンティニューオ』がさらに参戦。
で、例のごとくアイカが類似品ジョリパットシリーズ『モルタルアート』を出すという流れですな。
4品目揃いましたが、どうなんでしょ?
結局は材料より下地処理と施工知識・施工技術によるところのほうが大きいと思います。
で、秘蔵コレクション!
ブランコロール社のサンプル帳(笑)
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