喧嘩を始めたおじさんたち 福岡→羽田 | トリプルセブンの低空飛行

福岡到着後は、今日の宿であるヒルトンシーホークにまっすぐ向かいました。ヒルトンシーホークについてはいろいろ言いたいこと(いいことも悪いことも)があるので、それは別記事にしようと思います。

 

1泊して帰るわけですが、一応仕事できているので仕事に行きますが、キャリーケースが邪魔なので一旦空港に行ってコインロッカー(正確にはSuicaロッカーですが)に預けてきました。これができるから福岡空港は優秀です。

 

雨が降っていたので傘を買わないといけないなと思っていたのですが、たまたま入ったトイレにたまたま傘が捨ててあったのでちょっと拝借することにしました。空港に戻ってきたときに同じ場所に戻すから少し借りるねと。ちなみにこの行為は「占有物離脱横領罪」という罪になると思うので、おすすめはしません。

 

ただし、いいふうに解釈すればリソースの有効活用?ゴミの削減?詭弁ですけど。

 

少し時間があったので展望デッキに行ってみました。雨でした。

 

新しくなった展望デッキは初めてでした。飛行機が近くていいですね。

 

雨の中ですがそこそこお客さんも多くて、屋根の下にいる人たちも、飛行機が着陸してくるとフェンス際にワラワラと移動していました。

 

何やら飛行機のモニュメント。ベンチ代わりでしょうか?

 

ANAとJAL

 

ピーチ。

 

3Fと4Fが展望デッキと繋がっています。展望デッキがメゾネット状態になっているのは初めてみたような気がします。

 

スカイマーク。

 

バズーカのようなカメラで撮影しているおじさんがいました。この日は雨なので当たり前ですが、めちゃくちゃ湿度が高くて蒸し暑かったです。なので着陸機のベイパーがすごくくっきり見えていたのですが、そのバズーカおじさんに「ベイパーも写りますか?」って聞いたら、嬉しそうに写真を見せてくれました。見事なベイパーでした。

 

バズーカおじさんに聞いておいてなんですが、後から自分がスマホで撮った写真も見てみたら。

 

 

スマホでもくっきりとベイパーが撮れていました。カメラの性能差よりも湿気が優った日だったようです。

 

このエバーを見送ってから仕事に行きました。

 

仕事帰り、同じく東京から来ていた同僚に帰りの便を聞くと私と同じだったので、「もし早い便に振り替えたいとかなければラウンジご招待しますけどいかがですか」と申し出ると、嬉しそうに「ラウンジ入ってみたいです」というので、お連れしました。

 

保安検査から別だということに驚いていました。

 

そして、福岡のラウンジといえば、の

 

梅ヶ枝餅

 

前回福岡に来たのがいつか忘れましたが、そのときは梅ヶ枝餅の提供はなかったんですよね。やっぱ福岡来たらこれですよね。

 

とここで梅ヶ枝餅のおいしさに感動した同僚が、「家族へのお土産はこれにしよう」というので、ANA FESTAに売ってるよと教えてあげると、「でも、ここにあるのを数個頂いていけばそれで十分です」というので、いやいや、ここで提供されているものの持ち出しはNGだよと教えてあげました。ルールを知らなくても常識的に考えればわかると思いますが。続けて「でも、誰も見てないですよ」というので、「やめなさい」と嗜めておきました。家族の分まで今ここであなたが食べるのならOKだよとも。

 

さて、そんな感じで1時間ほどラウンジで過ごすと、我々が羽田まで乗るB767の国際線仕様機が、時間通り福岡に着陸しました。少なくとも大幅な遅延はなさそうということで安心しました。

 

 

そしてラウンジ前のスポットに接岸しました。

 

その後、ANA FESTAでお土産を見ていたら、どらきんぐが売っていたので、(絶対に食べない息子の分は買わずに)私とかみさんの分ということで2個買いました。1個税別580円。たっけーどら焼きです。以前、博多駅で買ったことがあったのですが、こんなに高かったかな?まあ、セレブなのでいいですが。

 

ちなみに青グミも4つ買いました。オリジナルと新製品と。ブログ買いている時点でまだ食べていないのでどう違うかはわかりません。

 

同僚のチケットを私の同伴者に登録したときに「ご搭乗もご一緒に可能です」と言われていましたが、私がプレミアムクラスでの登場であることはバレても問題ないのですが、ログブックだけはバレたくなかったので、「じゃあ、搭乗は別になるのでこちら解散ということで」と言って、改札前でさよならしました。

 

ということで搭乗です。

 

平日の夕方便なのに、まさかの定刻出発です。

 

宣言通りのプレミアムクラス(767名物王様シート)です。

 

5×7の35席もありました。窓側2列の通路側だけ全部空席でしたが、逆にそれ以外の席は全部埋まっていました。要は皆さん快適プレミアムクラスです。

 

機内食は幹線(JALがファーストクラスを設定している路線)なので、メインがホットミールとして提供されます。

 

ぱっかーん。

 

このお重がどれも美味しいんですよね。今回は特に黄色い小鉢に入っていたいかめんたいがおいしかったです。

 

往路が臭い牛肉だったので、同じものなら写真だけ撮って食べないでおこうと思ったのですが、何かの魚の何かでした。とってもおいしかったです。(見た目は地味だけど)

 

さてさて、機内での様子はというと、CAさんもかなりバタバタしておりいちゃいちゃタイムとはなりませんでしたが、そんな中、チーパーさんはすごくニコニコして楽しそうに仕事をされていました。CAだけではないですが、楽しそうに仕事をしている方にサービスを受けるのは気持ちがいいものですね。

 

そんなチーパーさん、私は何も言っていないのに、「今日は都心上空ルートではないのですが(王様シートに座っている時点で都心上空ルートに興味はない)、大島、木更津を通って羽田に着陸します」と、なぜかアライバルのルートを説明してくれました。

 

私が、「34Lへの着陸ですね」というと、「そうです。34Lです。」と教えてくれました。なぜ、私(だけ)にこの情報を伝えてきたのだろう?謎です。そんなに飛行機とか着陸ルートに興味ありそうな顔してたのかなあ?ただのイケメン25歳なだけなのですが・・・

 

そしてシートベルト着用サインがそろそろ点灯するかなという頃になって、そのチーパーさんが再び私のところにやってきて、

 

34R

 

に変更になりました。

 

 

 

というじゃないですか!

 

これは驚きです。通常北風運用(34L/R)に着陸するときは、南や西からの飛行機は南から回り込んで34Lに着陸し、北からの飛行機はそのまま34Rに着陸するので、大島上空を通って飛んできた福岡からの便は、もれなく34Lに降りるはずです。なので34Rへの着陸なんて超絶珍しい・・・かどうかは知りませんが、少なくとも私の記憶にはありません。多分初めての経験だと思います。

 

そして飛行機は本当に34Rに着陸しました。人知れず興奮していたことをここに告白します。原因はよくわかりません。何かの拍子に34Lがクローズになったとか、34R使用機がいないところに34Lの飛行機がいっぱい溜まってきたので一部をRに誘導したのか。

 

まあ、マニア的目線以外にはどうでもいいことではありますが、この飛行機の駐機場が63番スポット(T2のほぼ真ん中)ということで34Rからもすぐ近くで降機も早くていいなと思っていたのですが、そんな中、CAさんからアナウンスで

 

当機は定刻より15分早く到着

 

しました。本日も定時運行へのご協力ありがとうございました、と。こんなバカみたいに装着するのは例の奴らがはびこっていたとき以来だなと思いながら、ほぼ満席で夕方に福岡から羽田の便で早着は奇跡としか言いようがないと、これまた人知れず興奮していた25歳イケメンおじさんです。

 

最後にログブックです。



アップにしなくても十分だったログブック。


お忙しかったのだと思います。いつもありがとうございます。

 

さて、ANAの国内線では降機するとき「プレミアムクラスのお客様から順にお降りいただきます」とアナウンスが入るのですが、よくあるのが、普通席の前の方のお客さんがドアオープンを待っている間にズンズンとプレミアムクラスの方に割り込んで早く降りようとするおじさんがいることです。

 

個人的にはそれだけのことで実際に短縮できる時間は何秒でもないだろうと思うのですが、ただ秩序を乱す行為は私は嫌いです。なので、私がプレミアムクラスの最高方ときは、通路に素早く出て降機の時を待っている風を装いながらさりげなく後ろからの侵入をブロックします。

 

今回は王様シートだったので私の両サイドが通路になっているわけですが、私は左の通路に出て待機していました。すると右側の通路で普通席のおじさんが前に突進しようとしてきました。それを察知したPクラス最後方窓側に座っていたおじさんが素早く通路に出て、イノシシおじさんをブロックすると、「プレミアムクラスが先だ。普通席は後だって案内も朝れているだろう!」とブロックおじさんがイノシシおじさんに喧嘩をふっかけました。

 

おおっ!

 

これは面白いぞ、と心の中でニヤニヤしながら行方を見守ります。するとイノシシおじさんも何か言い返していました。何を言い返していたのかまでは聞き取れませんした。ただし、個人的にはブロックおじさんの言っていることが正しいとは思うので(だからといって正論を盾に喧嘩をふっかけるのはどうかと思いますが)、イノシシおじさんがどういう反論をしていたのか興味はありましたが、聞こえなくて残念でした。

 

ただし、ケンカはその1ラリーだけではなくそれから数度にわたって言い合っていました。まあ、ブロックおじさん酒飲んでいましたから、そう言ったこともあるのかも知れませんが。ちなみにこのブロックおじさんですが、出発時、プッシュバックが始まっている時点で電話をしており、CAさんから注意されていましたので、他人に正論を主張するほど立派な方でないことは確かだと思います。