ということで35分遅れ、次便とのインターバルが80分から45分に短くなって羽田空港に到着しました。
ここで、ミッションその2
ラウンジでカレー
を食す。
ですが、そもそもインターバルが短い上に。到着したスポット(もちろん次便のスポットも同じ)が60ということで、カレーが食べられるANA Suite Loungeからは微妙に遠い位置にあります。
しかも、このラウンジカレーですが、提供時間が
17:00ー20:00
という3時間しかありません。まぼろし(笑)のカレーです。しかも、しかもです、昨日のブログでご記憶の方もいらっしゃるかもしれませんが、那覇からの到着時刻は、
19:50
です。これ、スポットインの時間ですからね。これからドアオープンして降機開始ですから。もうねえ、
ダッシュ
必至、いや、必死です。
で、ラウンジのカレーコーナーにたどり着いたのが、
20:59
意地のカレーです。
那覇からの到着便なのにスタートがマイナス17℃の新千歳だったので、ダウンベストとコートを着ていて、カレーを食べる前から
汗だく
です。やばいおじさんです。でもいんだ。これで(対CAさんのものを除く)2つ目のミッションクリアです。
このカレーですが、やや辛めのセッティングで実に美味しいカレーでした。ひょっとして国際線のラウンジで提供されているものと同じでしょうか?もう何年も前のことなので自信はないですが、なんかそんな感じがしました。(個人の感想です)
今回はログブックの仕込みを、ログブックを返却いただいたのち、機内で書いてしまいましたので、カレーを丸呑みすると炭酸水で流し込み、すぐにラウンジを後にします。
ちなみに、私がカレーをよそった後に、すぐにスタッフさんがカレーと白米の撤去をしていました。本当にギリギリセーフでした。というか、もったいないんだし、無くなるまで提供したらいいのに。まあ、スタッフさんの作業の問題もあるのでしょうが。
ということで搭乗口にやってきました。戻りもダッシュです。
ちなみに、到着地はこんな予報ですが、
那覇行きの便と同じ最後方通路側、ジャンプシートの隣の席に座ると、すっかり顔馴染みとなったかわい子ちゃんCAさんとも3度目のいらっしゃいませです。
ただし、ログブックに関してはさすがに書きづらいと思われるため、別のCAさんにお願いしました。
そしてなんとか定刻の5分遅れでドアクローズして無事に出発です。
私はこの日、ANAクラウンプラザホテル千歳に予約しているのですが、かわい子ちゃんCAさんが「お泊まりはどちらですか❤️」と私との熱い夜を思い描き、顔を真っ赤にしながら聞かれたのですが、「千歳のクラウンプラザです」と答えると、嬉しそうに
同じホテルですね❤️
と返ってきました。でしょうね。私も対CAさんとのミッションをコンプリートさせるためにそのホテルを予約した・・・わけではないのですが、空港直結ホテルは高杉くんなので、次の日も朝早いフライトとなると、ほぼそのホテル1択になります。
あとは、空港の温泉で野宿という手もありますが・・・
そんなこんなで、CAさんたちがサービスを始めると私は暇になるのでスマホゲームで麻雀をしていたのですが、すぐに飽きたので、何気なくフライトレーダーを見てみると、
いやいや、新千歳が混雑しているから、時間調整で旋回しているんだよねっと自分に言い聞かせていると、
ピンポン
とコックピットからCAさんへ業務連絡のインターホンが鳴り、手が空いているCAさんが皆、インターホンを手に取ると、
にこやかな表情が消え
深刻な顔つきに・・・
私、すべてを悟りました。
そして、インターホンでの業務連絡が終わるとすぐに、クラウンプラザでイチャイチャするはずだったかわい子ちゃんCAさんが、
申し訳ありません
ホテルでいちゃいちゃ、ではなく、羽田に戻ることになりました。という報告がありました。
私はにこやかな表情を装って、先ほどのフライトレーダーの画面を見せ、
そのようですね
仕方ないです。と申し上げました。
ちなみに、ログブックをお願いしたCAさんは2019年入社らしいのですが、これまで1度もダイバートやエアターンバックなどの経験がなく、この後のお客さん対応など大変だとおっしゃっていました。
ちなみに、さっぽろ雪まつりを控えたこの日、この便でも多くの外国人の方が搭乗されていました。私の隣にもオーストラリア人っぽい若い女の子が座っていたのですが、日本語のアナウンスに戸惑っていたので、私が
流暢な
英語で、バックトゥハネダエアポート と説明してあげました。さすがはToeic400点の実力者です。
中国人のお客さんには、CAさんがiPadの翻訳ツールで説明していたみたいです。
さて、私はというと、ここでぼんやりと羽田に戻るのを待っているほどバカではありません。
まず、CTSのコインロッカーに預けた
アーニャRIMOWA
を救出に行かなくてはなりません。これがなければ新千歳を諦めて違うところに飛んでも良かったのですが。なので、飛行機のか細いWi-Fiで明日の振替便を確保しました。(この便と同じ株優運賃で予約し、決済はしない。)
当然、朝イチの便で新千歳に行こうと思って予約画面を開いたのですが、なんと
午後イチまで満席
さすがは土曜日の新千歳行き、しかも雪まつり。ほぼすべてB777での運航なのにこの予約状況、えぐいっす。で、空席があったのが15:00の便・・・マジですか。
と、その直後、ANAからアプリにお知らせがきました。
なんと、
振替便を自動手配
するという。世の中、こんなに進んでいるのですね。ちょっとびっくりです。これによって、旅客の利便性のみならず、GSさん、コールセンター、CAさんの業務が格段に楽になるのでしょうね。素晴らしい取り組みだと思います。
ただし、手配された便が、私が自己手配した便より
1時間遅い
便でした。
これは私の想像なのですが、私が今乗っている便の1本前の新千歳行きも同じタイミングでATBになっていました(CTS閉鎖のため)ので、そちらの方々を15:00の便から埋めていき、我々の便は16:00以降の便に振り替えられたのではないかと思います。
この想像が正しければ、ATBが決まるや否やサクッと振替便を確保した私はの行為は、
超ファインプレー
と言っていいでしょう。あとは痴情に戻ってからダイヤ専用コールセンターに電話して、私が手配した便を振替扱いで決済したことにしてくれればOKです。まあ、これは焦らなくてもいいでしょう。とにかく自分の座席を確保すること、
それが一番大事♪
そしてもう1つやらなくてはならないことがあります。そう、
千歳がダメなら羽田で
イチャイチャすればいいじゃない。CAさんと。ということで愛の巣の確保です。第1希望はT2のエクセルホテル東急です。が、満室。最近、このホテルを予約しようとして空室があった試しがありません。
第2希望はT3のヴィラフォンテーヌ。こちらは第2希望というよりかは供給量の多さに物を言わせて空室がある可能性が極めて高いという理由です。そして19,000円という思ったより安い値段でゲットできたので速攻でポチって、予定外のミッションコンプリートです。
CAさんに「空港のホテルも確保できました」と報告すると、「ああ、よかったです〜」と。「これでイチャイチャできますね」とまでは言っていなかったことにしておきましょう。色々とコンプライアンスがうるさい世の中ですからね。
それにしてもこの世の中、こういうイレギュラーがあって、
どういうこっちゃゆうてみー
って怒鳴ったところで(今回はそんな御仁はいらっしゃいませんでしたが)
負け組
でしかありません。できる男は黙ってぽちぽちです。
私がなぜ今回こんなふうにサクッと手を打ったかと言いますと、2018年に同じようなことがあったからです。このときはセントレアから新千歳への便だったのですが、出発前はなんの問題もなかったのに、急に新千歳で霧が出て函館にダイバートしました。札幌で仕事だったのですがさすがに函館から札幌は半日かかるので仕事はキャンセルし、羽田に帰ることにしたのですが、30分後に羽田行きがありました。
地上のカウンターは先にダイバートした羽田からの便の客で長蛇の列でしたが、Web予約ならそんなの関係ねー、ってことでサクッと羽田に帰れたんですよ。会社の金なので臆することなく普通運賃で予約・決済でしたけどね。
ということで、ログブックです。
コメント欄アップです。
着陸できる可能性80%だったとのこと。私もウェザーニュースの雨雲レーダーを見ていて、問題なさそうだと思っていたのですが、ちょっとした風向きの変化でどっと雪雲が押し寄せてしまったというところでしょうか?
ダイバート2回、シップチェンジ2回(うち1回は稚内に代替機フェリー)ですが、エアターンバックは初でした。
ちなみにうちの息子は、人生初フライトがダイバートでした(0歳のときですが)。