初LCCでドキドキ 成田→福岡 | トリプルセブンの低空飛行

ということで、昨日のなうではいかにも本家ベルサイユ宮殿に帰省するかのようなブログを書きましたが、そんなことはなく、単に福岡まで飛行機に乗りに行っただけなのですが、その飛行機というのが

 

 

ということで、成田からの出発となったわけです。

 

12:10発のフライトですが、普段あまり行かない成田、しかも甘やかされているANAのダイヤとは違って、ちょっとでも所定時間に遅れようもんなら、

 

ビシッと

 

シャットアウトされるLCCなので内心ビビっているのと、純粋に成田までの距離が長いので、渋滞等不測の事態にある程度備えなくてはならいということ、仮にすべて予定通りいって空港に早く着いたとしても、空港は私にとっては

 

大人の遊園地

 

なので、むしろウェルカムです。

 

ということで、埼玉ベルサイユ宮殿を7:45くらいに出発しました。万が一と思っていた渋滞もほとんどなく、あまりに古いカーナビが圏央道の一部が未完成であるため、田んぼの中を一直線に突っ切るようにして成田空港近くの民間駐車場に着いたのが9:15くらいでした。国際線でも余裕で搭乗できる時間です。

 

ちなみにこの駐車場は、ANAクラウンプラザ成田のすぐ近くにあるサンパーキングというところですが、車の鍵を預ける際に「キーホルダーを外してください」と言われました。ここの利用は何度かありますが初めて言われました。別にいいんですがめんどくさいです。

 

マイクロバスで成田空港まで送っていただくのですが、使用するT3は身体障害者用の車寄せと路線バス、シャトルバス以外の車寄せがないため、T2で下ろされてそこから歩いてT3に向かいます。

 

とはいえ、時間もあり展望デッキに行く気満々の私にとってはむしろT2でOKなので無問題です。ANAに骨の髄までしゃぶり尽くされている私からすると、JAL主体の成田T2はアウェー感満載ですが、いつの話だよって感じですが、今のT1が改修中のときに何度か使用したことがあったので、すごく懐かしい感じがしました。ちなみに羽田のT1も、T2ができる前はANAとJALで半分こして使っていたので、たまに行くと懐かしく感じます。

 

ということでT2出発ロビーです。(昨日の使い回し写真)

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その後はT2の展望デッキです。(同上)

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なんだろう、成田の展望デッキは飛行機が見にくい作りです。もう少しなんとなるだろうと心から思うのですが。

 

ということであまり長居することなく、T3に向かいました。

 

一応ターミナル間の無料シャトルバスもありますが、よっぽど大荷物抱えているとかでなければ全然歩きで大丈夫です。

 

さて、T3に到着しましたが、ここからが偏差値高めです。特に普段からANAに飼い慣らされており、自分で手荷物を預けていない輩にとっては、なんのサポートも受けずに自分ですべてやらなくてはいけません。

 

まずは、チェックインです。これは事前にWeb上でやることができます。ANAでは24時間前からですが、Jetstarでは2、3日前からチェックインできます。このとき第一関門です。手荷物の重量を見積もって、必要があれば追加で料金を払う必要があります。厳密には当日空港でも払えますが、そうするとかなり料金高めになってしまいますので、できれば事前に重量チェックしておくのが良いでしょう。

 

ちなみに家の体重計にキャリーケースとトートバッグを乗せたのですが、いわゆる体組成計だったので「物体」に体重計が反応しなかったため、まず自分が空の状態で乗って体重を測ってから荷物を持って差分で荷物の重量をチェックしました。そういえば1歳児の健康チェックで、赤ちゃんの体重を測るのに同じ手順を踏まされ、赤ちゃんの体重を測るのが目的なのに、無駄にお母さんの体重まで披瀝させられるという羞恥プレーが行われていたことを思い出しました。もっとも、羞恥プレーになるか羨望の眼差しで見られるかはお母さんによることは付け加えておきます。

 

ちなみに私の荷物は規定の半分以下でした。

 

話は戻りますが、まずはバゲージタグを端末から出力するのですが、端末の読み取り機にスマホに表示させた搭乗券(QRコード)をかざすのですが、うんともすんとも反応せず、もう一度登場手順の書かれたメールを丁寧に読み返してみると、「KIOSK」でバゲージタグを印刷せよと指示が書いてあり、この「KIOSK」というのはおそらく今、私の目の前にあるこの端末のことだろうと思うのですが、この端末や周辺の看板等でこれが「KIOSK」だという表示がなくちょっと不安になる私。一応この端末の「一般名詞」が「KIOSK」という理解ではあるものの、です。

 

で、この端末、よくよくみると、端末の上ではなく、前面にもう一つ読み取りができそうなところがあり、そこにスマホをかざしてみると、バゲージタグが発行できました。ようやく一仕事終えました。

 

ちなみに、私が最初かざしていたところは、パスポート専用の読み取り機だったみたいです。個人的には今の世の中、同じ読み取り機でパスポートだろうが搭乗券だろうが、読み込んでくれよと思います。

 

次は自動手荷物預け機でキャリーケースを預けます。搭乗券を自動手荷物預け機にかざすと

 

取扱時間外

 

の表示が!

 

たまたま後ろにいたJetstarの職員の方が、「あと10分ね」と教えてくれました(日本人でなさそうな方でした)。なるほど、現状、出発予定時刻の2時間10分前でしたので、2時間前から受け付けてくれるということみたいです。

 

で、スマホをいじりながら10分待ってから

 

再挑戦で、3つ目のミッションクリアです。

 

この後、機内でつまむナッツとペットボトルのお茶、それから今ここで食べるサラダとポテチをローソンで購入して、いざ、保安検査場です。

 

保安検査は民間の警備会社に委託されているのは羽田空港と同じでしたが、スタッフのほとんどが日本人じゃない風の方々で、もちろんご本人の方々には問題はありませんが、日本の空の安全は日本人がきちんと守るという意識も必要じゃないかと思いました。例えばそれによって航空運賃が100円上がったとしても私はなんの文句も言いません。

 

そういえば最近、羽田の一部レーンでは、PCとかカバンに入れたまま検査できるみたいな話を聞いたりして、保安検査の説明のモニターを凝視しましたが、PC・タブレットは出してねという説明は一切なかったので、さすがは成田、こういうところは進んでいるなあと感心していたのですが、外国人風の検査員から、

 

PC出してね

 

って言われちゃいました。PC・タブレット持っている人多いんだから、それは積極的に表示しておこうよ。

 

保安検査を抜けると、搭乗口まで無駄なアップダウンがあります。

 

 

何やらそこの下を飛行機がタクシーできるようにそういう構造で搭乗口を増設したらしいのですが、くぐっている飛行機を見ることはありませんでした。

 

ということで搭乗口です。

 

せっかくの成田、海外に行く雰囲気で英語表記のタイミングで撮影しました。ちなみに、というか、当たり前ですが、ANAラウンジはもちろんカードラウンジもないので、おとなしくテレビの前の椅子に座ってそのときを待ちました。

 

優先搭乗→窓側席→その他、の順で改札していました。バス搭乗でしたが、恐らくそのグループごとにバスを出していたと思われます。そして、機内持ち込み荷物の重量チェックはいつやるのかと思っていたら、それらしいことは目にしませんでした。恐らくですが、搭乗口の係員が目視で明らかにオーバーしてそうな人だけ声かけしているという運用ではないかと推測しました。

 

ちなみに、搭乗券をどこにかざすんだろうとドキドキしていたら、

 

なんと、搭乗口のスタッフがハンドスキャナーで読み込んでいました。斬新です。

 

バス搭乗は煩わしさは否めませんが、

 

飛行機やら、エプロン、場合によっては滑走路が間近で見られるので、その点は嬉しいです。

 

ちなみに、増設された搭乗口のある島全体が、Jetstar専用になっており、短い方の滑走路のすぐ近くということもあり、LCCといえどなかなかのVIP扱いではないかと思いました。

 

バス車内からなのでガラスに反射していますが、Jetstar機です。私が乗る機材ではありません。

 

こちらが搭乗した機材です。高松から定刻に戻ってきてくれていました。

 

あえて、最後に乗り込み、A320を堪能します。

 

滑走路方面。

 

この写真は沖留めでないと撮れません。

 

ということで、搭乗し、いつものように後部通路側座席に到着すると、近くにいらっしゃったCAさん(Jetstarでは「キャビンクルー」と呼んでいたので、正確には「CCさん」かもしれませんが、あえて「CAさん」と書きます。」に

 

ログ帳

 

お願いします、と言って手渡しました。「ログブック」ではなくて「ログ帳」と思わず言ってしまったところが、ANAにしゃぶり尽くされている証左といったところでしょうか。

 

何はともあれ、快く受け取っていただきました。

 

LCCって時間通り出発しないでしょ?と思っているあなた、この便は定刻前にドアクローズしました。お客さんがLCCに慣れてらっしゃる感じです。ちゃんと時間までに搭乗口に来て並んで待ってる。だから時間通り出発できる。仮に遅れてきたらもちろん問答無用でさようならということなんでしょうが。

 

成田空港の短い方の滑走路が目の前にあるのに、随分と長いことタクシーしているなと思ったら、4000mのA滑走路まで行っていました。離陸は小型機であってもこちらからのようです。

 

離陸後、気持ちよく上昇していましたが、突然「ドカン」という強い揺れが一瞬起こりました。後に機長から説明がありましたが、後方乱気流に入ったようです。乱気流の揺れってこんな感じなんだと飛行機オタク的にはちょっと嬉しかったです。

 

シートベルト着用サインが消灯されたので、持ち込んだお茶とナッツをいただきました。

 

 

健康的です。

 

ここで、機内サービスが始まりましたが、あらかじめ飲み物やスナックのバウチャーを購入している人、もしくは機内で購入する人だけへのサービスなので、私は当然のように持ち込んだものをいただいていたのですが、CAさんからいきなり、「トリプルセブン様、飲み物とスナックのセットを

 

事前にご購入

 

いただいていますので、こちらからお選びください」と言われ、それで断るのもおかしいので選びましたが、

 

 

Too Much

でした。

 

チケットを購入するときにどのプランにするかで、荷物の重量と便変更の可否に注目してどれにしようか悩んでいたので、機内サービスのバウチャーを購入している自覚がありませんでした。

 

結局、自分が持ち込んだお茶とナッツを半分くらいを食べ、機内でもらったものはそっくりお持ち帰りとなりました。

 

飛行機はほとんど揺れることなく順調に福岡に向けて飛んでいき、機長からのアナウンスで、福岡は「北風」である旨アナウンスされていましたので、福岡名物180°ダイナミックターンで34に降りるのかと思いきや、通路側座席であったことと、雲が多くてよくわからなかったのですが、ターンしてから着陸までいつもより時間がかかっているなあと思っていたら

 

 

雲が低い位置まで広がっており、ビジュアルアプローチができなかったようで、久留米まで行ってターンし、ファイナルで長い距離をとった着陸となったようでした。

 

安全第一、無事に到着できクルーの皆様には感謝です。

 

ということで最後にログブックです。

 

コメント欄アップで。

 

事前に私が記入したページを「使用済み」と勘違いしたCAさんが次のページにゼロから書いてくださいました。かえってわかりにくくてすみません。

 

ちなみにそのページに私か書いた質問コメントです。

 

降機に際しCAさんとお話しすることができました。機内サービス中は淡々と業務をこなしている感じでしたが、お話しするとすごくフレンドリーにお話をしてくれました。ツンデレCAさん、悪くないです。

 

そのお話の中で判明したこと。

 

翌日の私が搭乗する成田行きは、CAさんも同じ便で乗務とのこと。これは

 

恋の予感

 

です。

 

 

 

見逃してください・・・