玄関にスマートロックを装着しようとした話 | トリプルセブンの低空飛行

埼玉のベルサイユ宮殿に住んで早16年。色々なところにガタがきたりしているわけですが、そのうちの1つが玄関の扉です。

 

宮殿を建てるときに、鍵穴に鍵を挿して解錠するなんてめんどくさいことはまっぴらごめんと、リモコンキー付きの扉にしたわけなのですが、このリモコンというのが

 

赤外線

 

リモコンで、まあまあ反応が悪いんです。いや、悪くはないのですが、近づかないと開いてくれないというか、要は結構イライラするんです。やっぱり車みたいに開けたいじゃないですか。

 

それから、もっと根本的な問題としては、解錠するときのモーターの調子が悪くなったのか、解錠するだけのトルクが出ていないような気がするのです。もちろん電池を新品に変えても。

 

ということで、現状はリモコン機能は無視して普通の扉のように鍵穴に鍵をさして扉を開けています。

 

えっ?

 

何人も雇っているお手伝いさんが開ければいいじゃないかって?まあ、そうなんですが、それはそれとして・・・

 

で、またまたYouTubeを見ていたら後付けできるスマートロックを見つけてしまいました。それが

 

 

Qrio Lock

 

ドア内側のサムターンをつまむような形でドアに装着し、キーを登録したスマホが近づくとサムターンを回して自動解錠する仕組みです。イマドキのスマホを使ったアイテムですが、解錠する仕組み自体はアナログです。

 

さらに別売りのコチラを外側に装着すれば

テンキーやICカード(別売り2,000円)で開けることができるので、スマホを忘れたときやスマホを持っていない子供でも開けることができます。さらに、別売りのWi-Fiターミナルみたいなものをつけると、遠隔操作で鍵の開け閉めができるという素晴らしい商品です。

 

ちなみに通常はBluetoothで通信して解錠しますが、遠隔操作はWi-Fi経由で行うそうです。

 

で、メーカーのHPにある取り付け可能かのチェックシートを見て、チェックすべき寸法をはかり、一部DIYも必要ですがなんとか取り付け可能であるとの目処をつけてポチりました。

 

 

Wi-Fi含め3つ。Amazonだと少し安くかえて、全部で47,000円ちょっと。高いか安いかはありますが、これでかなりストレスは軽減されそうです。

 

まずは本体を取り出して

 

設置場所にあてがってみながら確認をしていきます。

 

予想通り、そのまま設置はできませんが、扉に土台となる板で高さを合わせれば設置できそうだと確認できたのですが、電池の交換するところが

 

 

扉の取手になっている縦のバーに干渉することが判明しました。

 

一応ですね、電池は本体の左右から2個ずつ入れられるようになっていて、右だけの2個または左だけの2個で作動する仕様になっていますが、それは電池切れのときにもう1対の電池に切り替えて扉が開くようになっているセーフティ機能でもあるので、片方といえども電池交換ができないような設置は無理と判断して諦めました。

 

ちなみにメーカーのHPにはきっちりとはっきりと、

 

設置ができなかったことによる返品はお受けできません

 

旨が記載してありました。(でも、電池交換場所の干渉については設置前セルフチェックに項目がありませんでしたので、これはメーカー側の落ち度だと私は考えています。)

 

 

ところが

 

何を置いてもその辺のリスクヘッジをしている

 

できる男

 

 

トリプルセブン、返品可能なAmazon経由で購入しています。

 

ということで、開梱と逆操作で梱包し、ヤマトのセンターに持ち込んで送料1,000円のみの出費で済みました。

 

ただねえ、玄関扉の鍵については本当にどうにかしたいと思っています。以前ハウスメーカーのメンテナンス担当さんにその辺のところお聞きしたら、扉ごと交換になるとのことで、それはそれで何回飛行機乗れるのよっていう金額になるので諦めた次第です。