航空便遅延保険の保険金請求してみた | トリプルセブンの低空飛行

私が福岡ナイトを満喫できなかったことと、変な客が近くにいて不愉快だったことを除けば、貴重な経験ができたというか楽しいブログが書けてよかったねという、なんとも2流ユーチューバー的な発想がなくもない先日の羽田ー稚内線でしたが、私、

 

翌日に

 

あることを思い出しました。

 

私は、メインで使っているクレジットカード、ANA VISAプラチナプレミアムカード(平く言えば「プラチナカード」)

 

 

なのですが、このカード、

 

航空便遅延保険

 

が付帯されているのです。一応、支払い条件なんかはこんな感じです。

 

 

字がちっさいので簡単に書くと、

 

・到着時刻ベースで4時間以上の遅延

・代替便利用までに負担したホテル代・食事代が支払対象

・合計2万円が上限

 

さらに、こちら↓に赤文字で記載がある通り、

 

 

海外旅行は自動付帯ですが、国内旅行の場合は、航空券(企画旅行の場合は旅行代金)の決済を当該クレジットカードでおこなっていることが支払い条件となります。

 

高々2万円といえば2万円ですが、もらえるなら貰っておこうという魂胆です。

 

ちなみに私の場合、どういう状況だったかというと、

 

・稚内→羽田→福岡と当日中に乗り継ぐ予定だった。

・稚内→羽田で4時間以上の遅延が発生。

・羽田で当日中の乗り継ぎができなくなった。

・羽田での宿泊が必要になった。(実際泊まった)

・航空券はすべてANA公式サイトからの購入で、件のANAカードで決済していた。

 

という感じで、保険金請求の条件は整っているように思えます。

 

ホテルは、羽田空港のロイヤルパークホテルに18,000円(税込)で泊まりました。

 

それから、気付いたのが翌日だったので地団駄を踏んだのですが、乗り継ぎの間の食事代も請求できるんですよね。到着時羽田空港のほとんどのレストランが閉まっていたこともあり、ファミマの

 

お弁当1個

 

しか買わなかったんです。しかも、ホテルに水くらいあるだろうと、ケチって飲み物すら買わなかったんですね。

 

 

くそー、飲み物は当然として、次の日の朝ごはんとか、ファミチキとか、お菓子とか、アイスとか、バナナとか、歯ブラシとか、靴下とか、ボールペンとか、エロ本とか一緒に買えばよかったー。

 

 

 

 

 

ファミマでの買い物については、

 

後悔先に立たず

 

という諺がこの上なく身に染みました。

 

羽田空港のファミマもそうなんですが、稚内空港で、一旦保安エリアを出て(大幅遅延のため認められていました)、ANA FESTAで

 

白い恋人

ジャガポックル

ロイズの生チョコ

 

買えばよかったと、むしろこっちの後悔の方が大きかったです。

 

 

ただし、これも後から思い出したのですが、稚内空港の保安エリアの中にあった自動販売機でコーラ(ゼロのやつ)を購入したのですが、ANAカードに付帯したiD(をApple Watchで連携させたもの)で購入したため、この160円は請求できるようです。

 

 

ちなみに保険金の請求にあたっては、領収書か、当該クレジットカードで支払った明細(Web明細の印刷で可)が必要とのことです。

 

ただ、ここまで散々ナギサさんにディスられましたが、保険金の上限が

 

2万円

 

である上、ANAから渡された迷惑料2,000円

image

 

は支給額から控除する(この控除が20,000円からの控除なのか、実支払額から控除の上、上限が20,000円なのかは不明です)と保険会社からは言われました。

 

ここで2,000円貰ったことを黙っておくこともできたわけですが、絶対にバレることだろうと思い、そこは素直に申告しました。

 

保険金の請求については、まずはプラチナカードの「コンシェルジュサービス」に電話しました。すると、三井住友海上の窓口に電話しろと案内されて、そちらにかけ直すと、状況を色々ヒアリングされたのち、支給対象になるので書類を送りますと言われました。

 

それはいいのですが、その書類のわかりにくいこと。最終的には自力でなんとかしたのですが、私の請求に関係ない傷害保険の支給方法について延々と説明されている分厚い書類が入っていたりと、もうちょっと考えて送ってこいよと思いました。

 

もしくは三井住友海上が保険金の請求を諦めさせるために仕組んだ罠かと思わなくもありませんでした。知らんけど。

 

ちなみに書類を送付して2週間くらい経ちますが、まだ保険金の入金はありません。書類の不備等があればなんか言ってくるでしょうからとりあえず未処理案件の箱の中に放置されているのだろうとは思います。(海外でPCR陽性になった保険金の支払いとか忙しそうな予感です。知らんけど。)

 

ところで、一番初めに電話をした三井住友カードのプラチナカード「コンシェルジュサービス」のコールセンターですが、もともと24時間オペレーターが対応しますということで、私も3回くらい電話したことがあるような記憶があるのですが、例のやつがはびこるようになってから有人対応の時間が短縮されていました。

 

カード会社側に事情があるのはわかりますが、安くない年会費

 

を払っている(税別80,000円のうち50,000円がカード会社の手数料、30,000円がANAの手数料のようです)わけですし、上級クレジットカードの最大の魅力はコンシェルジュサービスにあると(少なくとも)私は思っていますので、

 

ここのサービスをグレードダウンするのであれば、正直、プラチナカードを保有する価値はないなあと感じていたところ、

 

 

こんなメールが先日送り付けられてきて、「お問い合せやお手続きをより便利に」と書いてありますが、

 

 

便利になる要素ゼロ

 

で笑らけてきます。「オペレータにつながった後すぐに」ご用件を案内いただけるそうですが、そもそもオペレーターが10:00〜17:00しか対応しないんでしょ?

 

カード会社が「便利になる」と主張するのは勝手ですが、このメールを受け取って

 

なんて便利になるんだ!

 

なんて思うプラチナカード保有者なんていないと思うんだけどなあ。