パイロットになりたかったCAさん 萩・石見→羽田 | トリプルセブンの低空飛行

庶民になりたかったトリプルセブンです。

 

冗談はさておき、初めてやってきた萩・石見空港。海岸から1kmというロケーションでありながら、ちょっとした高台にあり、なかなか眺めの良い空港です。

 

 

そんな萩・石見空港を紹介しつつ、帰りも楽しかったフライトについて書いていきます。

 

まずは仕事を終えると、スーツから私服に着替えます(笑)ぶっちゃけ、暑くてスーツなんか着てられませんし、私が勤務する会社はドレスコードフリーなのでスーツを着る必要もありません。

 

そしてお昼ご飯をどうしようかなと思ったのですが、大した選択肢はなく、近くにあったガストに入ります。そして何を食べようかメニューを見るも、惹かれるものがなく、結局は

 

からよしの唐揚げ

 

になりました。下手な料理よりからのの唐揚げの方が全然美味しいです。

 

 

 

いつものからよしよりもご飯が少なめでした。これだったら大盛り(無料)にすればよかったと激しく後悔します。そして少し長居する予定だったので、ドリンクバーも頼みましたが、税込1,110円にもなってしまいました。気持ちですが、唐揚げも美女が店員のいつものからよしの方が美味しかった気がします。気持ちだけかもしれませんが。

 

その後、フライトの時間までかなりの時間があったので、ネットカフェでも入ろうかと思わなくもなかったですが、店構えが微妙だったので入店せずにそのまま空港までいきました。

 

アプリの地図を見るとざっくり1kmちょっとかなということで、タクシー使うほどでもなく、チンタラと歩いて行くことにしました。

 

 

これが大失敗。まず暑さ。埼玉に比べれば全然涼しいよねという印象だったので歩こうと思ったわけですが、そこそこ重いキャリーケースと鞄を持って炎天下を歩くのは想像以上にハードで、しかもそこそこ歩いたと思ったところに出てきた空港までの案内看板に、空港まで

 

1.5km

 

の表示。私は何か勘違いをしていたのでしょう。多分スタート地点から空港まで2km以上あったものと思います。

 

 

それでも今更後には引けず、また、最近の運動不足解消にはこれくらい歩いた方がいいんだと言い聞かせて歩きましたよ。もう汗だく。

 

空港に着いたら、隣にある高台の公園に行き、Tシャツの下に着ていた肌着を脱ぎました(汗でびしゃびしゃ)。幸い、肌着のおかげで上に着ていたTシャツはそれほど濡れていなかったので、そのTシャツを直に着直して一件落着です。そして公園の水道で顔を洗ったり腕を冷やしたり、タオルハンカチで拭けるところは拭きました。もちろん誰もいないところですし、上半身だけです。

 

それにしてもこの公園の眺めも最高です。風も気持ちいいし。ちなみに風の丘公園という公園でした。

 

 

iPhoneでパノラマ撮影してみました。

 

 

もう少しここでのんびりしたかったのですが、山の方から雷鳴が聞こえてきて、お天気アプリでもあと20分で雨が降りますとあったので、空港ビルに移動しました。

 

空港内もこれといって何もありませんが、お土産屋さんを冷やかしに行くと、空港で養蜂をしているらしく、空港はちみつとして売っていたので買ってみました。

 

2,800円。ぼっているとは思いますが、こういう状況下でなんとか空港の経営も頑張って定期便を飛ばして下さっている感謝も込めて購入しました。

 

定時の1時間前に保安検査場がオープンしました。朝と夕方の1日2便しか飛んでいないのですが、空港スタッフや検査員の方々は間の時間どうしているのかが謎です。

 

保安エリアにこんな掲示物がありました。ラミネートが光っちゃっていますが、

 

「もう1歩、前へ」と書かれると男子トイレかと思っちゃいます。

 

さて、折り返し便が到着する予定の時間になりましたがまだきていません。フライトレーダーで確認すると

 

 

まあまあ蛇行してまして、日本列島そこらじゅうで湧きあがった積乱雲を避けるように飛んできました。遅延は10分です。

 

ただ折り返し便はほぼ定刻で飛ぶっぽくて、空港スタッフの方頑張っていただいた感があります。

 

ちなみに復路はプレミアムクラス。理由は、件の上司とは帰る手段が違うから私1人。もうやりたい放題です。

 

ということで夕食です。

 

おかずの箱。

 

ご飯の箱。

 

メニューです。

 

美味しくいただきました。それにしてもこれで454kcalとは。これで毎日夕飯を済ましていたら、みるみる痩せ細っていきます。

 

そういえば、今気づきましたが、お品書きに①と②と図解入りになっています。こうまでしなくても分かるとは思いますが、クレームとかあったのでしょうか?クレーム入れた人がいたとしたら(なんらかの事情がない限り)よっぽどのお馬鹿さんだと思います。

 

そしてこの便も積乱雲を避けるように羽田に向かっていきます。

 

ちなみに今回担当いただいたCAさん(推定アラサー)ですが、左手の薬指にきらりと指輪が光っておりました。

 

タクシーから離陸してシートベルト着用サインが消えるまで、隣のチーパーさんと私のログブックを見ながら何やらキャッキャしてました(もちろん小声で)。私は1HでCAさんとは目が合うポジションですが、自分のログブックを見ているCAさんと目が合うのは気まずいので、寝たふりをしていました。

 

ログブックの記入はCAさんからしたら余計な仕事以外の何者でもないと思っていますが、それでも少しでも楽しんでいただけたのなら嬉しく思います。

 

ひとしきり食事とドリンクのサービスが終わると雑談しにきてくれました。私のキャリーケースに貼ってあったホヌのステッカーを見て、「ホヌ乗られたんですか?」から始まり、いろいろな話をしました。

 

そんな中で私の過去のログブックから、私が中学生の頃はパイロットになりたかったことを書いていたのですが、それを踏まえて、そのCAさんは、なんとパイロットになりたくて学生(就活)のときにガチでパイロットの自社養成を受験したということを話してくださいました。でも落ちちゃったからCAなんてやってるんですけど、と謙遜されていました。それでもおそらく飛行機が好きで飛行機に携わる仕事をされているんだなと。ご本人にとってはセカンドベストかもしれないけど、それでも好きな飛行機の仕事ができていて楽しいんだろうななんて勝手に想像してしまいました。

 

ちなみに私は、学生のときにパイロットも考えなくはなかったですが、ANA自社パイロット養成の選考基準に「高度な英会話能力」というのがあり、受験せずに、飛行機とは縁もゆかりもない会社に就職しました。

 

ということでログブックです。

 

コメント欄アップで。

 

チーパーさん、帽子と手袋着用でCA業務をされたことがあるなんて、すごいです。(そんなお年には見えませんでした。)

 

そしてCOPさんを動物に例えるとシロクマとのことですが、長身でシュッとした人のイメージがシロクマというのが謎ですが、それは人それぞれの感性なのでよしとしましょう。

 

復刻版の制服でCAが業務するフライト(定期便で!)があったらいいなって思ったのでそういう会話もしました。ANAさん是非お願いします。ANA関係者の方ご覧になられてましたら社内で企画を出してみてください。