2つ前の記事になりますが、たんまりと朝食ビュッフェをいただいたあとは、ラウンジを堪能すべくホテルを後にします。ただ、よくよく考えれば、すでに腹パンパンなので、慌ててラウンジ行ってもおにぎりやらパンやらは食べられないので(実際、今回は食べていない)、であれば、ホテルのレストランでゆっくりスマホでもしながら、フルーツ食べるなりコーヒー飲むなりしてた方がよかったと思わなくもありません。
ただホテルのレストランにあって、空港ラウンジにないもの、それは
飛行機
です。やっぱ飛行機見ながらっていうのがいいですね。
ということで、フロントのかわいいおねえさんに宿泊代の支払いを済ますと、早々に空港に向かいます。
さて、地下鉄で福岡空港に着くと、お土産屋さんや(当たり前ですが)レストランには目もくれず、一目散に保安検査場に向かいます。往路と同じくキャリーケースを預けて、トートバッグ1つで保安検査を受けますが、個人のiPhoneと会社のiPhoneと個人のiPad miniをトレーに乗せて、上着を脱いでカゴに入れ、と大した手荷物ではないのにもかかわらず、それなりにめんどくさい羽目に陥る保安検査です。もちろん、航空会社にとっての優等生顧客の私ですから、それに対して文句を言ったりするようなくるくるパーではありませんし、その重要性を認識しているのでいいのですが、荷物が多いときはなかなか大変です。
そしてラウンジへ。
勢いでSuite Loungeの方に入ってしまいましたが、おにぎりとパンは食べないつもりだったので、それだったら広々としたANA Loungeの方がむしろよかったと少し後悔しました。ちなみに土曜日の午前中という時間帯でしたが、Suite Loungeの方もそれほど人はおらず、快適に過ごせました。飲み物はこちらの
ゼロコーラ。ファミレスでも飲めるやつです。ただ、そこは福岡空港、
着陸機も
離陸機も
もちろん、駐機中の飛行機も
近くで見られて最高です。それにしてもひっきりなしに離着陸機がやってきます。空港内の出発案内を見ても欠航便がかなり少なくなっており、航空需要の回復が嬉しく感じます。あとは国際線ですね。
そしてボーッと外を眺めていると、
JALのB7を、離陸機と着陸機立て続けにそれぞれ1機ずつ発見しました。最初はトラブルでターンバックしてきたのかとドキッとしましたが、別の機体でした。インターのB7がたまたま2機福岡に来たということなのでしょう。
ということで搭乗です。
そして本日の機材はこちら、
B787-9(78G)
こちらはJALに負けじとANAのインター仕様B787をドル箱路線にぶっ込んできました。私は78Mには何度か乗ったことがありましたが、78Gは初めてです。本当はもう少し早い便で帰りたかったのですが、この時間に78Gがあるのを見つけて(プレミアムクラスが空席だったこともあり)この便にしました。基本的に全路線にプレミアムクラスの設定があるANAですが、プレミアムクラスの需要が大きい幹線にプレミアムクラスの席数が多い機材を投入するのは、矢倉の初手7六歩くらい定石の一手ということでしょうか。ちなみにフライトレーダーでこの機材の過去1ヵ月くらいの路線を調べたら、ほぼ羽田ー那覇、羽田ー福岡でした。たまーに羽田ー伊丹。その他はなし。
グループ1での搭乗を拒否して、最後の方に乗り込みます。噂のシートはこんな感じ。
あまりシートの写真になっていなかったです。横には
コンセント、物置、リモコンがあります。コンセントが高い位置にあるのはいいですね。座席の下とか、新幹線もそうですが、低い位置にあると差しにくくてしょうがないです。
この機材はプレミアムクラス(インターだとビジネスクラス?)が28席あるのですが、私が予約した2日前には10席くらいしか埋まっていませんでしたが、すべての席が埋まっていました。
CAさんが挨拶に来られたときにログブックをお渡ししようと思ったら、まさかの
挨拶なし
最後の方に乗り込んだ私が悪いし、28席もあるので大変なんでしょうが、CAさんにご挨拶に来てくれるの私は結構楽しみにしているのでちょっと残念でした。もちろん、「なんで挨拶ないんじゃ、ワレ〜」みたいなことは言わないですし、思いもしません。当たり前ですけど。
最終の安全チェックが終わったかなっていうタイミングでログブックをお渡ししました。28席に4人の(ベテラン)CAさんでPクラスを担当され、しかも東行きの短いフライトなので、気が引けないこともないですが、ゆるしてちょんまげ。
往路のB6も珍しく静かな離陸でしたが、さすがB8は安定のお上品な離陸でした。
はい、お昼ご飯です。
写真を違えました。正しくはこちらです。
いつもながら大変美味しい食事だったのですが、特に手前のホットミールですが、レモン風味のチキンが超美味くて、なんとか似たようなのを自分で作れないかと思いました(多分作らないと思いますが)。筍ご飯も今っぽくていいですよね。
そして飲み物は、まさかの
Beer
ではなく、ビール風清涼飲料水でいただきました。
ただ、惜しむらくは、私がプレミアムクラスの最後列に陣取ったことが敗因ではあるのですが、このランチが配膳されるまでかなりの時間を要し、配られたときには機長から
あと15分ほどしますと気流の悪いところを通過するため、揺れることが予想されます。お手洗いなどはどうぞ今うちにお済ませください。
というアナウンスがありました。ん〜、やむを得ませんが若干早食い競争の予感です。ただ、見ていてちょっと思ったのですが、78MってP席が42席あってCAさん4人で対応しているんですよね。それで結構手際よく効率よくサービスをしている印象があったのですが、今回のCAさんたちを見ていると28席を同じ4人で捌いている割には遅いなあと思いました。もちろん、お客さんがイケてなくて(テーブル出してないとか、飲み物さっさと決めないとか)遅かったのかもしれませんが、サービスできる時間がわかっていて、揺れる予報もわかっているのなら、78Mでやられているように、離陸前に飲み物聞いておくとか、やりようはあるような気がしました。
ひょっとすると、78MはAir Japanで78GがANAという違いが、微妙なオペレーションの違いだった理由かもわかりません。知らんけど。
そうこうしていると、北風運用の羽田空港、RWY34Lに着陸しました。最近私が乗った便の中では最高に静かな着陸で、思わず拍手をしたくなりました。そして34Lのエンドから第2ターミナルに向かう途中、VIP用のターミナルの前に、
ロイヤルNZエアフォースワン
が駐機していました。私の見間違いでなければ、タラップが取り付けられ、黒服の人たちが下でお出迎えをしている?状況で、その前には日の丸とニュージーランド国旗が掲げられていました。
いつもの通路側席のため、写真は撮れませんでしたが、いいものを見させていただきました。
最後、ログブックです。サービスだけでもバタバタとお忙しい中、丁寧に記載いただきまして、いつもいつもありがとうございました。
全景と
コメントアップです。(上の画像でも読めるくらいですが)