先日の夕方の散歩の時に年配女性の話し声が聞こえてきた。
「なんのために生きてきたのだろう」って溜息混じりの声がした。
最初どこから聞こえたのか判らなかったが、階段に座っていたようで見えなかった。
いつも川沿いの散歩道をのんびり歩く。
堤防の役割もあり、川より高い場所に道がある。
階段を降りると川の近くまで行けるようになっているのだ。
そこの真ん中あたりにおばあさんが2人座って話していた。
ひとりのおばあさんの話をもうひとりのおばあさんが親身になって聞いているようだった。
辛い出来事があったのだろうか？
なんのために生きているのだろうと思うことは、私もある。
でも結局は自分のために生きているのだよね。
ちゃんと自分の人生を全うするために生きているのだと思う。
だから逃げられないのだ。
逃げてもまた最初からやり直しになるだけ。
キツければキツイほど生き切らなければならないのだ。
私はもう二度とやり直したくない。
次はもう越えられないと思うから。
こんなキツイ人生二度とゴメンだ。
今回だけは失敗できないと決心して生まれてきた。
危ないことも何度かあったけれど、なんとか乗り越えてきた。
残りがあとどれくらいあるか判らないが、頑張ろう！
ここまで頑張ってきたのだから勿体ない。