昨日就寝前に、嬉しい発見がありました
昔、新卒で入った出版社で、編集、校正のいろはも学ばないうちに
同僚と二人で作ったムック本があったんです。
昨日ふとタイトルを検索してみたら、
なんと、2万円のプレミアがついていました！！
二人でふざけてつけたペンネームはもちろん無名もいいところ。
ただ、その分野では初めての試みに取り組んだので、
エポックメイキング的につけてくれた価格なのかもしれません
限りなく低予算で、撮影も二人でしなくてはならなくて
有名カメラマンの奥様にカメラの扱い方の1day講習をして戴いて、
企画、執筆、撮影、編集をすべて二人でこなしたけれど、
後から読むとよくクレーム来なかったな……と背筋が寒くなる、
校正もめちゃくちゃで、私にとっては怪談話のような本です
なので詳細が明かせませんが、その小さな出版社としては異例の6000部を売り上げました
いやー、見てくれてる人は、見てくれているんですね
雑誌やTVの世界は、パクリが横行して普通のことなので、パクられて悔しがっていては
切りがない。むしろ光栄と思おう、というメンタルじゃないと乗り切れないのですが、
昨日は陰で見て評価してくれた人がいたことに、とても心慰められました
あ、ちなみに今、雑誌でペット特集をよくやっていますが、
あれも先駆けは実は私だったんです
20年近く前になるのかなー。転職先の情報誌で読者のページ（新人が担当する）で私のペット自慢というテーマで募集したら
いつもの何倍もの応募があり、3回くらいに分けて掲載していたら、
当時いた情報誌で特集に昇格したんです。でも、2特（第2特集）。
凄く好評で、そしたら某女性誌が間もなく犬の表紙で1特でババーンと
うちより凄くいい紙で、綺麗な写真で……本当に見栄えがして、悔しかったものです
その後皆様もご存知の通り今も続く名物特集ですから、今となっては光栄なエピソードです
書店であの特集を見かけたら、市華が元祖なのねって思って下さい
ちなみに、当時は、動物嫌いな人もいるんだからと止められましたよ
何事も、新しいことを始める時ってまず反対されるんですよね
私も今のお仕事、10年後、20年後には全く違う捉えられ方をされると思っています。
今無理解な人には、その時吠え面かくなよ、という思いも若干あります
昔始めたペット特集のように、きっと広く知れ渡って定着することでしょう
皆様、素敵な週末をお過ごし下さいね
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