現在、タイ時間の19時52分。そろそろ帰ろうかと思いながら、日本国内で着床前診断(PGT-A)による産み分けをサポートするエージェント、平井姉妹です。
スタバのとなりにある焼きバナナ屋さん
その場で焼きたてが食べられちゃう
産み分けに興味を持つ方々に、より安心で確実な方法を提供するため、昨年9月に有名クリニックと締結をし、11月から「国内で生検→細胞だけをタイに送る」“国内完結型プログラム”を稼働し始めました。それから8ヶ月が経ちます。
普段私たちがどんな場所で、どんなふうに仕事を進めているのか、書いていこうと思います。
ホームオフィスがあるのに出かけちゃう理由
私の元の職業は建築士。だから築30年ほどの古いコンドミニアムのペントハウスを好きなように改造して住み、1階にホームオフィスを置いています。
オフィスには日本語が話せるタイ人スタッフ2人がいて、主にツアーの仕事を手伝ってくれています。優秀で信頼できる仲間ですが、4人でいるのは少し窮屈に感じる時もあります。
思考の整理や、思い切った挑戦の結果を待つ時など、オフィスにいられない時があります。
で、どこをその日のオフィスにするかというと
スターバックスなんです。
長居してもOKだからこそ選ばれる“仕事場スタバ”。広い空間、充電設備、WIFI、そして仕事やおしゃべりを誘うソファ席など、居心地の良さ満点!何かにチャレンジしたあとの結果を待つ時間。ドキドキしながらうろうろしても、広さゆえに目立たないのも魅力です。
このソファ席すごくないですか
スタッフはいい意味でほっといてくれるし、上には美味しいタイ料理屋さんがあってラーメン屋さんがあって隣に私達の通うジムもあっておまけに駐車場が無料。駐車の苦手な私に、親切な警備員のおじさんがいる幸せ。
私たちの“仕事”は、サービス設計という名の挑戦
スタバで妹はラテ、私はキャラメルマキアートを飲みながら、「もっと安く、もっと正確に細胞をタイに運ぶにはどうしたらいい?」「この素晴らしい国内完結型プログラムを、もっと多くの人に知ってもらうには?」「“安心できる産み分け”って、どんな形なんだろう?」など、正解のない問いに向き合う「作戦会議」を開いています。
このスタバで過ごす中、私達には、何度も運命の日が訪れます。理事長とのヒヤヒヤするやりとり、お客様の運命の結果が出る日、細胞が無事に届くか、着床前診断を目的とした人細胞として税関を無事に通過できるのかか。温度管理は確実か。そんなことを待つ時間。その中心にはいつも、「これから産み分けにチャレンジしようとしている誰かの未来」があります。
現金使えないタイのスタバ
“安心して頼ってもらえる存在”を目指して
産み分けや着床前診断について、私たちは医師でも培養士でもありません。そして彼らは例外なく忙しい。そのため、彼らとお客様との関係を円滑に繋ぎ、お客様の心配を正確に伝え、成功までの道を最短距離に導くことがエージェントの仕事。これには、長年の経験と人脈を生かさなければなりません。
ご家族の未来に丁寧に向き合い、業務の透明性とまずは、良くも悪くも真実をつげること。それを何よりも大切にしています。
この美しいスターバックスから生まれる私達の思考やアイデアがあなたの産み分けの成功を助けますように。それが私達の願いです。