産み分けを希望する方が必ずぶつかる大きな不安の壁があります。
私たちは2009年から産み分けを希望するご夫婦をサポートし、1,500件以上のケースに携わってきました。その中で、多くの方が治療前に口にする言葉があります。
それは──もし女の子(男の子)が1つもできなかったらどうしよう…」という、不安の声です。
初めての体外受精。不安になるのは当然のこと。特に、これが初めての体外受精という方にとっては、
「注射の打ち方がわからない」
「採卵日はどうやって決めるの?」
「採卵って痛いの?」
など、治療のステップそのものにも不安を感じて当然です。
産み分けのためにPGT(着床前診断)を受ければ希望通りの性別の赤ちゃんに会えると決心したとしても、「希望の性別ができなかった」「染色体の異常ばかりだった」という結果になることもあります。
だからこそ、私は最初にこのようにお伝えしています。
不安を乗り越えるカギは、「正しい知識」と「一緒に走る人」がいること
この治療は、一人でがんばる必要はありません。
私たちは、あなたと同じゴールを目指す治療チームの一員として、最初の一歩から、最後の移植まで、いつでもあなたのそばにいます。
たとえば──
①注射の打ち方が不安なとき
②生理が予定とずれたとき
③誰にも言えず、ただ気持ちが落ち込んだとき
すぐにでもLINE、Zoom、お電話でご相談ください。あなたの不安を一つずつ受け止め、整理しながら、確かな道筋を一緒に考えていきます。
心のサポートだけでなく、大切な命の選択に関わるため、医学的根拠に基づいた技術を選定しています。
タイムラプス培養で、最適な生検のタイミングを判断
提携する培養室では、タイムラプス培養を最大限に利用します。これは通常の培養器とは異なり、胚を24時間リアルタイムでモニタリングすることで、胚の成長を詳細に観察できる機器のことです。
これを使う最大のメリットは、プレコラプス法で、もっとも最適なタイミングでの生検が可能になること。これで胚への負担を最小限に、精度の高い生検をすることが可能になります。
生検技術にもこだわっています
国内提携先は、高い技術力と生検の正確さで知られる国内有数の施設です。8名のバイオプシー専門培養士(シニア)が在中し、拡張胚盤胞の状態をしっかり見極めた上で、熱ダメージを与えるレーザーを使わずに高度な技術を必要とするフリック法で細胞を切り出します。
これにより、胚に過度なダメージを与えずに安定した品質の検体が得られ、PGT-Aの信頼性に直結します。
細胞を1週間以内に輸送できる、最先端の体制を整備
多くの施設では、複数の胚をためてからまとめて解析に送るため、検体が長期間保存されたり、輸送まで日数がかかります。
しかし、私たちは専用の保存液(バッファー)と国際輸送のスピード対応を組み合わせることで、生検した細胞を即日~数日以内に発送し、1週間以内に解析に入れる体制を整えています。
輸送管理の精度が高いからこそ、1回の採卵でも高い成功率を目指せる。1個からの輸送も可能になるほど、輸送費用を抑える企業努力をしています。
高精度のPGT-A(次世代シーケンス)解析を採用
着床前診断(PGT-A)では、最新の次世代シーケンサーを使用し、染色体の本数や構造異常を1%の誤差レベルで解析できます。これにより、「正常な胚かどうか」だけでなく、「希望する性別を持つ正常胚かどうか」も正確に判定可能です。
「希望の性別がいなかった」としても、やってよかったと思える選択を
残念ながら、1回の治療で希望通りの性別の正常胚が得られないケースも存在します。それでも、そうした方たちの多くが、最終的にこう言ってくださいます。
「やってよかった。納得できたから」
それは、自分の身体のことが正確に理解できた
それは、胚の状態を科学的に知ることができた
それは、一緒に進んでくれる人がいたから、気持ちが崩れなかった
これらすべてが、治療の“結果”以上に大切な、“過程の納得感”につながると私達は信じています。
ご相談は、オンラインで直接お話ししてみませんか?
「やってみたいけど不安がある」
「まだ決めきれない」
「少しだけ話を聞いてみたい」
そんな気持ちを抱えているなら、画面越しに顔を合わせて話してみませんか。初めての体外受精や産み分けは、わからないことだらけです。あなたのペースで、あなたの気持ちに寄り添いながら、お話しできたらと思っています。
まずは、お気軽にオンライン面談にお申し込みください。