現在 27歳 2人の子持ちママになった娘が 
重度のアトピーだったことを
回顧録として
綴ります。

25年以上前の 事なので、
うろ覚えです。


当時の事を書いてた手帳が有りましたが
1年ほど前に 破棄してました。







🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾          


続きです。




名古屋池下の病院と出会い、

私は

アトピー性皮膚炎専門のような
こんなに信頼出来る病院が あったなんて
知らなかった、
 
うちから車で片道1時間。
通える距離だ。
娘の為にも 通う!!

と決めました。



しかし、

名古屋池下の病院で
アトピー治療の説明を受けて、
通う!と決めたのに、

次に

先生の口から出た言葉は
「入院した方がいい」
ということだった。

急なことなので、
戸惑っていたら

先生は  更に
「でも うちの病院には
入院施設がないので、、、

遠いのですが …
千葉県の病院を 紹介します」

と。



そこで
私は やっと気付いたのです。

2歳の娘のアトピーは
重症なのだと。
このままでは 危険なのだと。








思い返せば、
こんなことがあった。

温泉療法説明会の
大阪から帰る新幹線でのこと。

見知らぬおばさんに声をかけられた。
「うちの孫もアトピーでね、◯◯って療法でよくなったのよ。それはね…」
と。

◯◯療法の説明やらを話し始めてきたので、

私は お礼をのべて
足早にその場を去ったのだ。








あまり 書きたくないのだけど、
読んで下さる人に 
状況が 伝わるように 
書きます。

娘のアトピーは
頭の先から爪先まで 全身に 湿疹。
とくに顔は 真っ赤で かきむしりもあって
痛々しかった。

どこに出掛けても
周りからの  視線を感じていた。
同情? 哀れみ? 母親失格? 好奇?









娘へ


ダメな母親の元で


育ってくれて


ありがとう

 あのとき
間違った治療をしていたら
大変なことになっていた


ごめんなさい



あなたの生命力に
お礼を言いたい

本当に
ありがとう










アトピーに産んで
ごめんなさい





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で綴った 父、兄、次姉への 思いも
書きます。






父の

"パリ夫婦の病院不信からの高額温泉療法への信仰=借金泥まみれ"
(多分こんな未来図を父は考えていたのかと思う)

を なんとしても阻止せねばならぬ!!

という親心。


それから、

そんな父の頼みを引き受けてくれた自衛官の兄。

心配な気持ちをわざわざ伝えに来てくれた次姉。





改めて 思い返しているいま、
感謝の気持ちが 
湧いてきます。






ちなみに

後々知ったのですが、

旦那の両親は
私の父に
「息子たちが決めたことだから仕方ない。」
と言っていたそうです。




それぞれ違う、
愛のかたちなのですね。






🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾


つづく