壮にして為すこと有り
壮にして学べば
老いて衰えず
老いて学べば
死して朽ちず』
佐藤 一斎
若い頃に学べば壮年になって為すことがある。壮年になって学べば老年に気力が衰えることがない。老年になって学べば死んでもその人望が朽ちない。
という意味だそうです。
息子の卒業式に先生が生徒に贈っていた言葉です。
先生も上記のような解説で生徒にお話していましたが、私は黒板から発するその言葉からもう1つの意味を感じていました。
小さい小さいものから学ぶことは、大きな世界に通ずる。ミクロとマクロは相似形だからである。壮大なナニかに触れた学びは、悦びが溢れ老いたとしても瑞々しい。それでもなお、好奇心で学び続けることは、肉体を脱ぎ捨てた世界へ行ってもその経験と感動は永遠に朽ちることがない。。
黒板から発するこの文章は、私にそう訴えてきたように思いました。
言葉も人の気持ちも何もかも、、
受信する人の感覚次第なのかもしれません。