還付金がかえってくる!!
と、鼻息荒く医療費などの計算をして夢を膨らませる前に。
または、還付金詐欺に会わないために。
まずそもそも還付金とは、
29年度に納めた自分の、またはご主人の、または家族の国税分(給料所得の方なら源泉徴収表の源泉徴収の欄に記載されている額。自営業の方なら納付した所得税。報酬の方なら源泉徴収に記載されている額。年金の方なら源泉徴収の欄に記載されている額。)この額がマックス値であるということです。
つまり、記載されている額が3000円ならどれほど領収書を集めても帰ってくる価格は3000円を超えることはないのです。
ちなみに、税金を何もかもいっしょくたにしてぼんやり把握してる方が多いと思いますが、還付金とは、国に納めている国税(所得税)のみの対象です。
市県民税などは全く関係ないのです。
だから、あなたに数十万の還付金がありますよ!なんてボクボク詐欺の電話があれば、自分、または両親の源泉徴収額を見てみましょう。
それから、還付金とは申告しないと計算されないお金ですから、向こうからかかってくる、というのはあり得ない話であるのです。
そして、なにより、納めすぎた額を調整して戻す制度だという大原則があるということ、基本のスタートをお忘れなく。
なにもない泉からはなにも出ない。ということなのです。
以上、今日は豆知識のコーナーでした。