黄道帯に毅然と顔をあげる花。 | シン・135℃な裏庭。

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夕顔が咲きはじめました。

夕顔はとても美しい白い大輪の花なのですが、名前の通り、日が落ちる頃にようやく螺旋回転しながら花を開かせ、その全開した美しさは辺りが暗くなってからしか見ることができません。

台所の窓側に這うようにうえたのですが、屋根付近まで元気よく伸びて、花が窓越しから見えないという。。笑

だから、夜、何回か外に出て眺めるのです。

群青色の空に浮かぶ白い雲と、その天空を憧れをもって顔をあげ、見つめる夕顔の花。

そこには、まるで天への誓いを打ち立てるかのような強い意志さえ感じます。

下界にいる私などまるで目にもくれません。

ふと、今年の夕顔をみて気がつきました。

すべての花が北西(西より)に向かって顔を向けているのです。

今年は例年と違う場所に植えたから?とも思ったのですが、今まで、気がついたことはなかったように思います。

なんだか、『強い意志』をそのたおやかな美しさ以上に感じて仕方がない。








『また彼はユダの王たちが立てて、ユダの諸都市やエルサレムの周辺の高き所で犠牲の煙を立ち上がらせた異国の神の祭司たちや、バアルや太陽や月や黄道帯の星座や天の全軍のために犠牲の煙を立ち上がらせる者たちを廃した』

列王第二23章5節より。


夕顔は、美しい大女優のようなイメージでしたが、今年は、若く気高い王のように感じるのです。。

一夜限りのイノチなどものともしないほどの熱き誓いを天空と交わしているのです。。