この世界は縁でまわっている。 | シン・135℃な裏庭。

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Netflixで映画を観ていたのです。

暑いから、外国語の小難しい作品ではなく、邦画にしよーと。







『神様はバリにいる』


尾野真千子さん演じる女性は、小さい頃から頑張って頑張って頑張って頑張って親の期待と言い付けを守るために頑張って頑張って生きてきて、会社を起業するまでになったのですが、気づけば借金だらけで倒産させてしまいます。


バリに死ににいくのです。


そこで、堤真一さん演じるアニキと出逢い、なぜか大富豪のアニキについて一緒にバリの街をかけずりまわります。


私は読んだことなかったのですが、数年前に書籍でかなりお見かけした、バリ島の大富豪の方のお話しかな?


アニキは尾野真千子さんがなぜうまくいかなくなったのか?行動を共にしながら教えていきます。


ぼーと寝転びながら観ている時に、息子の幼馴染みが遊びにきました。子供の頃からしょっちゅう遊びに来ている子でしたので、私は構わずにそのまま見続けていると、気づけば、息子も友達も食い入るように映画を観ています。


アニキは、尾野真千子さんに大切なことをその背中をみせながら教えていきます。


『苦しいときほど笑え』


『世の中は縁でまわってんねん』


『爽やかやろ?』

 等々。。


食い入るように見つめる二人を片目で眺めながら、切なくなりました。


このこらがこれまで生きてきて、このアニキ的な、本当に大切なナニかを、伝えてくれる大人はいたのかな?と。


このアニキ的な教えは、(私からいわせると)徹底的に故意に抹殺されている日本の幼少期からの教育の現状。もっと言えば、大人界の圧力。 


尾野真千子さんの生き方しか方法がないような超近視眼的な未来しか見せることができない子供っぽさ。つまらなさ。。


折しも、幼馴染みは高校を中退したばかり、息子は三者面談を終えたばかり。


三者面談は、私の時代からなにも変わらず、それは無理、それはできない、そういうんじゃダメだ、、そういう空気感に満ちているものでした。


いや、そうじゃないよ。


未来ってね、予想もつかないことの連発だよ。


いいことも、つらいこともね。。


私は心のなかでそのように揺るぎなく思っていました。


先生、まず否定するのなら、なにも言わないでいただけませんか?むしろ。


エネルギー奪わないでいただけませんか?


息子の友達もきっと、更にそのような圧力に晒されているでしょうね。


だからね、アニキの生きる姿、考え方、父性、バリの人の神性、、


映画だとはいえ、一緒に観れてよかったとつくづく、あのタイミングで友達が久しぶりにやって来たことも、なんらかの采配であると、私は不思議に思うし、アニキの言うようにであると、圧倒されます。


ネタバレになるかと思いますが、最後に尾野真千子さんに、アニキは今までありがとな。という気持ちとして、尾野真千子さんの抱える借金と同額の小切手を渡そうとします。


尾野真千子さんはそれを断り、変わりに、アニキの教えを本にさせてくれと願いでます。



見終わった後、幼馴染みはこう言いました。









俺やったら800万もらっとくね!


(  ̄▽ ̄)


本にもするし、800万もありがたくいただいとくね!


(  ̄▽ ̄)



私は、彼のこういう正直なところが好きなのです笑


私はアニキのような成功者ではないけれど、1つだけ長く生きてきたパイセンとして教えられることは、


人生はどうなるかわからない。ってことですウインク