前の職場に最終の荷物を返しとご挨拶に行きました。
そうすると、営業さん一同からプレゼントを頂きました。
数年前に、営業さんらと私たちは同じ会社ではあるものの分社化されてから、こういった送別の類いなどはなんとなく疎遠に、なりつつあったので、とても嬉しかったのですが、なんと、その音頭をとって下さってプレゼントを買ってくれた人が、歴代の営業さんの中で、私がもっとも苦手としていた方だったのです。
歴代の営業さんで嫌いなひとは、その方以外いませんでした笑
私が嫌っていたから、向こうも嫌っていたと思います。
ただ、半年位まえから、私が大きく成長せざるをえないタイミングの中で、ふと彼との壁が取れた瞬間が些細なことであったのです。たぶん。思い返すと。。
ドケチで有名な人でしたから、本当に意外でとても感動しました。
そして同時に自分の浅はかさを恥じました。
冷たくして、ごめんなさい。そして、ありがとうね🎵
それから、その後、私たちメンバーからも送別の贈り物を頂きました。代表してわざわざ遠方から来てくれたのは、メンバーの中で、唯一、心がざわざわする方でした笑
長い付き合いの初期は和気あいあいでしたが、いつの間にか人数もすることも爆発的に増えていく中で、いつも不服そうにしている姿が苦手になっていたのです。
久しぶりにプライベートタイムにお茶をして、久しぶりに仕事ではない話をしたら昔の和気あいあいのままに楽しい時間を過ごせたのです。
わざわざお休みなのに遠い所から最後に会いに来てくれた。。
そして、また、自分の浅はかさを恥じました。
苦手な人って、生まれて来る前に、自分の魂の成長の為に、あえて嫌なことをしてくれと自分でお願いしている。
って、聞いたことある人もわりといるかと思いますが、私は、この説にとても共感するところがあるのです。
このような方と真から和解、雪解けができた瞬間という喜びは、普通の喜びの数段上の感動を伴うからです。
私の卒業に花束を用意して恥ずかしそうに手渡してくれたひとは、私が嫌っていた人びとだったのです
人生の醍醐味と不思議といにしえの縁にただただ深い奇跡にこうべを深く下げるようなそんな8月のはじまりでした。
私はどんなお願い事を人にしているのだろうか?
それは、きっとまさかと思うようなことなんだろうとボンヤリ考える。。
