ガムちょうだい!! | シン・135℃な裏庭。

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ふと、ほんとにふと、


思い出したお話。。


うちの近所は、昔から住んでいらっしゃるご年配の方が割りと多い。


家の前は、路地道なので

なんとなく、密な感じがなんとも好きなの♪


子供が四歳くらいの時かな~


船が好きな時期があって、


寒いのに、水遊びに夢中☆


バケツに水をはって、そこに


アルミホイルでつくった船を浮かべて遊んでいた。


玄関前の路地が、陽が当たって暖かいからそこで♪


そしたら、お隣のおばちゃんがドリフのコントに出てくる、たらい!?みたいなのをくれたり(笑)


通るひと通るひと、


パンやバナナをくれたり(笑)


あたたかい…☆


そして、クリスマスイブの日。


たらいのお隣ではないお隣のおしゃれで、かっこいいじい様がやってきた。


「たのも~~~~~!!」


みたいな、、声、でかDASH!

「はい?」


にっこりと笑ったじい様。


「いや~ね、


お宅の坊ちゃんに、


飴ばやろうとしたらさ…

『ガムがい~~(*^o^*)』


って、言われたからさ(笑)


クリスマスプレゼントにガムば持ってきたよ。』

ガムを2つくださった。

なんだろう。。


すごく嬉しかったのよね♪


母性や父性が、漂っている路地道。


こんな小さな約束を覚えててくれるじい様。




そのじい様ね、


そのあとすぐに、ポックリ亡くなった。


亡くなった時、


私、目が覚めちゃって、

お隣に猛烈な光が降りてきているのを観た。。


それはそれは、優しい光だった。



「大きいことは愛がなくてもできるが


小さいことは愛がなくてはできない」




そんな風に生きてきたじい様だったんじゃないのかな…☆



じい様…


あの日は嬉しかったです。


ありがとう…。。☆