☆play room☆ -88ページ目

願い

病気の事 詳しく書くことで 同じ病気にかかった人たちに、早く治療をしてもらえればと思って書いてるし 自分の頑張った足跡を残すために書いてます。

たとえ 首に傷がついてしまっても 声を失うことよりかまだまし。傷は、頑張った証し。傷を見て引いたりする人には絶対いい事ないんだもん!!

『声が思うように出せない。』私と同じ思いは誰にもしてほしくないから 何かヘンだと思ったら 恐がらずに病院に行ってほしい。
……と。みんなへ思う事。

かなしいひなまつり。

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また 何日か自宅療養してて…。

心臓は手術に耐えられると診断もらえたから
3回目の入院の準備をした。

入退院を繰り返したから 準備には慣れてしまった


1日。最初に入院した病院へまた入院。

看護師さんや 入院患者さんから 「お帰りー」と言われた

微妙ー!

翌日、手術。
説明はこの前したとおりとの事。けど手術室の看護師長さんが説明に来た。手術室では、手術の前にこんな処置をします的なハナシ。

同じ病室のママたちがすごく心配してくれた。

眠れそうにない気がして 安定剤飲んで寝た。



2日。
朝いちから起こされて 体重測定 体温と血圧を計られた

点滴。とうとうこの日がやってきた

今度は全身麻酔。コワくないと言い聞かせた。

たくさんの人からの励ましのメールやことばのおかげですごく支えられた。

ありがとう。負けないよ(^-^)。

両親が来た。特に母が心配そうにしてたから、平気な顔を作った。
お昼過ぎ、処置室に呼ばれ紙の服に着替え 紙のキャップをかぶる。足がむくまないように、サポート力の強い靴下を渡され履いた。
問題は『胃管チューブ』。というもの。

鼻からチューブを入れ、胃まで通すらしい

手術中や手術後にカラダの中に溜まった手術で出た血液などを外に出す為らしく、なかなか管が入らず、かなり痛い思いをした。


大丈夫。我慢しよう。手術で元気になれるんだから。
きっとたいしたことないから すぐ手術は終わるはず。声も大丈夫なはず。カラオケ行きたかったなぁー けど、元気になったらまた行けるよねぇ…


そんな事考えてた。

麻酔をききやすくするための注射をされた。


ストレッチャーにのせられて手術室へ。

目をあけなかった。

ストレッチャーから手術台に移るときは少し目を開けてしまった

おっきな手術ライトを見てしまった


両手を固定されて 口に酸素を当てられた

「今から麻酔かけますねぇー。大きく息を吸ってー、はいてー。」

繰り返した。

え?!なんともないじゃん!ほんとに麻酔かかんの?

そのうち頭がぼーっとして 耳鳴りがして意識がなくなった…

…………………。



………~さーん。~さーん。

??

意識が少し戻って、まだ手術台に居るのがわかった。

まだ他に何かあるの?
これ。意識が少し戻った時の一番はじめに思った事。

「終わりましたよー、あららら、すごい汗!」

少し、意識が戻ってきた。確かにすごい汗かいてた。

熱 38度4分です。って聞こえた。

ストレッチャーでICUに運ばれる時、強い吐き気が襲った。


ぼーっとした意識のまま
何も思わず、考えず、多分寝てたんだと思う


ICUに両親が入ってきた。
「よく頑張ったねぇ!9時間もかかったんだよ!」
「何でこんなかわいそうな目ばっかりあって…」
母が泣いてた。父が泣くなと言っていた。


手術の時間が言われてた時間よりずいぶん延びてる…。それだけ進行してたのかなぁ……。。。またそれから意識がなくなって

強い吐き気が襲ってきて目が覚めた

胃の中はからっぽだから 当然吐くものはなく
本当ににキツかった…

しかも鼻から入れられた胃管チューブは、朝まで抜けないと看護師さんから言われた

のどの骨の横に管が入っていってるのがわかる

吐き気の原因は管が入ってるのひとつだろうと思った

首に触れると包帯がぐるぐると重ねられてた


痛みどめと解熱剤の薬を使ってくれてたそうで その時は傷の痛みはそこまでなかった

傷、おっきぃかなぁ?声は出るのかなぁ?すごく不安でしかたなかった


体を自由に動かせず 9時間の手術の間、腰が同じ体勢だったせいか たとえようのない激痛がはしった。

寝返りを手伝ってもらった

しゃべってみよう!


「今、何時?」

「ん??。あぁー!今は22時半。手術ねぇ13時半に始まって、18時くらいに終わるってハナシだったけど、時間が延びてねぇ。出てきたのが21時だったんだよ。頑張ったねぇ!」

……とりあえず、私が話してることはわかったみたい。けど、看護師さんは私の言葉を理解するまで間があいた。

やっぱり何かおかしい。
チューブが入ってるからかな?

「これ、取りたい」

鼻のチューブを指さして言った

違和感があり のどの圧迫がすごかったから言った


やっぱり声、少ししか出てない。

「朝になったらすぐはずしてあげるから我慢してね」
うん。

この時は手術当日だから そんなもんだろってたいして気にしなかった


朝がくればチューブがはずれて 声も出るはず…

そう信じてた

けど、もう、この時、私の声の神経は半分の甲状腺とともに居なくなってたんだね

恐れてた事が起きてたから手術が長引いたんだね…

それを知らされたのは次の日の、ひなまつりの朝の事でした。鼻から胃にかけてのチューブをやっとはずしてもらい、ほっとしたところに
先生が説明に…。
「癌はきれいに取れました。ただ、思ったより進行してたし、中に入りこんでてねぇ。リンパ節にも転移があって…。反回神経にも癒着してて、甲状腺科の先生とどうにか神経は残せないかといろいろ頑張ったけど、残念だったね…」


もう私は、大声で笑ったり叫んだり 歌を歌うことは2度とできなくなりました。それを知らされたのは、先生からの説明でした…

悲しむ間もなく、両親とおじがICUに入ってきた。
「おい!大丈夫かぁ?首を切ったからかな?顔がむくんでるなぁ」と、おじ。

!!………。

おじたちが部屋から出て

看護師さんに、病衣からパジャマに着替えようか?と言われた。起き上がるのが大変で。起き上がる時、首がついてこないから、頭を支えてもらいながらおこしてもらった。手術から約20時間後ようやく起き上がれた。


むくんでるって聞いて、それが気になってしかたなくなって…

トイレに行くと言う口実で看護師さんに行くのを手伝ってもらった

片手には点滴 昨日寝てたから気づかなかった、首に刺さったチューブは首から下げさせられていた巾着の中の物とつながっていた。。フラフラになりながら、点滴スタンドを押しながらトイレに行った。


「ここでいいよ!」

少しずつ一人で歩いて ゆっくりと鏡を見た。

パンパンに腫れあがった 首に包帯ぐるぐる巻きの私が居た。

ショックで泣きたい気持ちを押さえる為 他の事考えようとした。

看護師さんに支えてもらいまた部屋に戻った。


「顔が腫れてるの治る?」

「大丈夫!1週間もすればひくよ!」


病院じゃ、みんなが寝静まってからじゃないと泣けない 悲しい顔、誰にも見せたくないからにこにこしてた。


夜。たくさん泣いた。

これからの事を考えると、不安ですごくコワくなった。

私、これからどうなるんだろう?

たくさん たくさん泣いた。

カテーテル!

入院した翌日、カテーテル手術。

『足のつけ根の血管からカテーテルを入れ、不整脈をおこしてしまう部分を焼く』と医師の説明。

局部麻酔で意識がある状態で行うとのこと。

えー?!( ̄□ ̄;)!!

コワぃよぉー(T_T)!!

「あのぉ。全身麻酔じゃダメですか??」

「…(^-^)。全身麻酔ではなく、局部麻酔で行います。終わった後5時間は、止血の為、絶対に動けません。夕方の食事はまっすぐ寝た状態でご家族に食べさせてもらってくださいね。」

そんなコワいこと、サラっと言えるなぁ(>_<)!もう頑張るしかないなぁ(-_-)…。

前日、夜9時以降から絶食。

コワくて眠れなかった(>_<)

手術当日。
14時頃から行うらしく、朝、お風呂に入るように言われた。

この時のお風呂はほんとにほっとしたなぁ…

どきどきや不安がほんの少しやわらいだ。

お昼ごろ、両親が来た。

点滴がはじまった。

いよいよだと思った。


私の前に手術を受けた人が長くかかったらしく、15時過ぎに看護師さんがストレッチャーで迎えにきた。

病棟からカテーテル室までの道のりは長く、地下にあるのには驚いた!

扉の前で両親と別れて室内に入れられた。
3人の先生と看護師さんたち。総勢7人は居たかなぁ? 1人だけ女の看護師さんが居て、「頑張りましょうね!」って言ってくれた。

みんな、テレビで見たことがあるブルーの手術服着てて、コワさ爆発で少し泣いた。

先生が心配そうな顔して「大丈夫ですか?コワい?」って聞いてきた。

うなずいた。

「頑張りましょうね」

うなずいた。


がっちり固定されて、少し頭を横に振ったりできる程度だった。

手術室とは違い、2つの大きなテレビにカテーテルの先端についたカメラが状態を写すようだ。

胸の上ぎりぎりに レントゲンのような機械がやってきた。


3か所の局部麻酔…
痛すぎる!

カテーテルをねじこんでいくのがわかった(>_<)とんでもない激痛!麻酔の意味あまりなかった。

もうイヤ!意識あるから全部わかる!

先生たちの専門用語まじりの会話が聞こえてくるし


感覚はあるし、とにかく早く終わらないかと思った


それからどのくらい経ったのだろう…

「終わります!」

!!

やった\(^O^)/

カテーテルを抜かれた後の止血もまた激痛!!

太ももにあたたかいものがこぼれたのがわかった

多分血液と思った。

ぐーっと強いチカラで圧迫され 丸いびんのようなものをおかれて何ヶ所もテーピングされて終わった

病室に運ばれた。まもなくごはんの時間になって。。。

「動脈にカテーテル入れたから、止血には時間がかかる。絶対に起き上がったり 勝手に寝返りしちゃダメですよ!寝返りしたいときは、これを押して呼んでくださいね!」と看護師さん。

母に、寝たままの状態でごはんを食べさせてもらった。

少しして 両親が帰ってった

5時間。早く経たないかなぁ?

点滴も早く終わってほしい
ずっと同じ体勢で寝てたら、ほんとにカラダが痛くなるのを知った

何度か寝返りを看護師さんに手伝ってもらった


あと〇時間…。そう思いながら
時間潰しにテレビみたりした

22時半過ぎ。

先生が来た!

やっとはずれたぁぁぁー!(>_<)

カラダ動かしていいって言われてすぐ起き上がった。
寝たきりの状態の辛さを知った

歩ける事のすばらしさを知った

普通に居れる事って幸せなんだね
カテーテルの跡を見た。手の大きさくらいの内出血。どれだけすごかった事なのかが一目瞭然だった

2日後、2回目の退院。

帰りはうれしかった。
歩ける事に感謝した。


もうひとつ 苦難を乗り越えないといけない…

癌との戦い。。。