全太陽系の知的生命体60億の皆さま、こんばんわ。
デマドックインチキ経済教室の時間です。
本日は、タイトルの中で預金取扱金融機関とノンバンク
に絞り、デマを流したいと思います。嘘ばっかりですから
真に受けないでちょーだいね(^◇^)
尚、上記以外に生保商社なども貸出を行っていますが、
シェアがさほど大きくないので割愛します。
今日は対象業態の内部審査基準の変更中心のデマで
す。ここだけで、かなりボリュームあるので、今回は審査
基準だけまず頭に入れてくださいね。
☆1 銀行
でっと、預金取扱金融機関(以下銀行といいます)には
以下のようなものがあります。
Ⅰ メガバンク 三菱住友みずほなどですね。
新生とあおぞらはここに入るのかなあ・・・信託銀行も上位行
ですね。
Ⅱ 第二地方銀行 旧相互銀行が普通銀行に業態転換
してからこうなりました。
Ⅲ 信金信組農協など雑金融機関
Ⅳ 農林中金や全信連など上記の上部金融機関
その他バンクオブアメリカなど外資勢・・・これも除きますね。
銀行だか証券会社だか投資銀行だかやってるけど、間接金融
という意味ではさほどシェア大きくないので。
で、これらが金を貸す場合、基本は
担保は添え物・・・もちろん不動産もね
かつ、事業融資の場合特にですが、
事業性 収益性 過去三年から五年くらいの収益等の状況
などを特に重視して貸します。
不動産が上がればストレートに金が出やすくなるわけではあり
ません・・・例えば、担保に差し入れる不動産が10億で申し込み
金額が1億でも、決算が連続で赤字であればまず貸しません。
それと銀行は事業の過去の実績を重視するので、新規開業に
は貸しません・・・店長の憂鬱読んでね、URLは
http://ameblo.jp/7733aaa/entry-12108522275.html
後ろ向きの赤字補てん資金みたいな使途の融資も、歓迎され
ません。ただ貸し込み過ぎて、潰したくないときなどは、デットエク
イティスワップ(貸金を資本金ようは株券に交換すること)をやった
上に、更に運転資金を500億貸したりすることもあります・・・これは
例外ね!!
更に、金を貸す場合の担保は不動産がもっとも多額だと思い
ますが、有価証券(株式は上場株式限定に近い、国債や社債
ももちろん対象です)、預金、売掛金、債権(例えばノンバンク
が顧客に貸出している債権・・・債権は貸金、債券は国債など
です。ここ混同しないようにしよう)なども有力な担保になります。
基本的に銀行融資の審査基準は
・フットワーク重視で不動産担保のようなストックは比重が低い
・業態が下位、規模は小さくなるほど、不動産などの担保に
審査のバイアスがかかる・・・下位行になるほど顧客の信用力
が低下する傾向にあるからです。
・不動産買取資金に関しては、当該不動産の価値にバイアス
がかかる。
となります。
☆2 ノンバンク・・・銀行融資の補完機能
ノンバンクの現在の貸出残高はざっと銀行全部の10%強くらい、
平成二年ころ(いわゆるバブルの全盛期、日本経済の直近の
全盛期)には25%程度に達していました。
オリックスなどの最大手に関しては、傘下に信託銀行を抱える
など事業内容の一部がストレートに銀行と競合することもありま
すが
ノンバンクは基本的に銀行融資の補完機能である。
と考えてください。
銀行の場合は、審査基準について共通項が多いので簡単に
網羅できましたが、ノンバンクの場合は種々雑多です。で、数例
書きますね。
Ⅰ リース会社
これは貸金ではないですが、一種の金融商品と言えるでしょう。
貴方が小さな個人事務所を開業するときに、買い取ると机やコピー
機、PCなどで200万かかる、こんなときにリースにすると、当初は
契約書の印紙代だけで済みます。
尚、リースは金利にあたるリース料とても高いので、三年事業この
ケースで継続する自信があってお金があれば、買い取った方が結果
的にコスト安くなります。
こういった小口のものから、大物はコンテナや船舶航空機などでも
リースが利用できます。
大手リース会社になると、たいていリースだけでなく事業融資など
貸金も行っています。
Ⅱ 不動産担保融資
銀行融資と異なり、不動産の担保価値を中心に審査します。
決算が連続で赤字でも審査対象になります。
特徴は
・長期の資金調達がしやすい。
・担保評価は銀行よりも厳しい。
・東京圏など大都市圏でなければ、評価が特に厳しい。
・新規開業資金でも検討対象。
・債務整理資金など後ろ向きの資金でも検討対象。
などでしょうか。
Ⅲ 売掛金担保融資
これはシェア小さいですが、資金需要あるので一応あげとき
ます。
短期資金需要に対応になりますが、これ対抗要件の具備
とかあって実は使い方が限定され、大きな問題となっています。
マスコミは数字も金融も弱いので、中々取り上げないというより
取り上げられないです。貸金業法改正前に批判したけど、この時
も長銀破たんのときと一緒で、金貸し悪い悪い、報道で改正の
後押ししただけです。ほんとに有害な連中ですね・・・私のマスコミ
特に新聞嫌いひどいから、まあ割り引いて読んでね。
詳しくは金融パッシングの不見識 の後半読み返してください。
http://ameblo.jp/7733aaa/entry-12109566327.html
長くなったので、本日のデマはこのくらい、貸出増加の条件
パートⅢに続きます。