パニックでも、いい天気 -2ページ目

パニックでも、いい天気

パニック障害との付き合いは、約30年。
投薬治療は、11年前から。

久々の更新となりました。

そして、しばらくこちらのブログをお休みします。

というのも、読まれたくない身近な人に、このブログを知られてしまったからです。


辛いことを書き込めば、その人が悲しむことでしょう。

心配することでしょう。


だから、ありのままを書くことが困難になりました。

それは私のブログのスタイルではありません。


しばらく限定記事にしたり、本音をぼやかしたりしていましたが、

自由に書けないのはツマラナイ。

よって書く気も失せる。

更新しなくなる。

これではもはや書き手も読み手もツマラナイ。


なので、ここで、当ブログをいったん休止します。

続きは別のアメブロで第二章をスタートします。

またいつかこのブログに戻ってくるかもしれないし、

3年間の日記みたいなものなので、削除せずにこのまま残したいと思います。


第二章は、娘の小学校入学から始まります。


これまで仲良くして下さった皆様、本当にありがとうございました。

新しいブログから新しいネームで、ペタでおじゃまさせていただくかもしれませんが、

あれ?もしかして?と気付いてもらえたら嬉しいです。

(引き続き今のネームからおじゃますることもあると思います。。)



3年間書いてきて、ブログは私の治療の一部のようなものでした。

書き始めた頃は、症状もつらく、周りへの怒りや要求が多かったかもしれません。

もう少し器用にできてもよかったなと思うこともあります。

そして今、あの頃より少し前に進めているような気がします。

まだパニック障害は住み着いています。

でもあの頃と何かが違う。

見えるものも、聞こえるものも、触れるものも、

鮮やかで柔らかで温かい。


パニックの奴、今の私どう思う?


これまで続けてこれたのは、読んでくださった皆様のおかげです。

一番うれしかったのは、赤ちゃんを出産した時にお祝いの言葉をいただいたことです。

あと、化学流産した時に、赤ちゃんは忘れ物を取りに戻ったのかもしれませんねと

コメントしてくださったWさん、あの時は救われました。

その他にもたくさん感謝したいことがありました。書き切れません。

皆様本当にありがとうございました!


※当ブログはアメンバー記事も含め、このまま残しますので、
今後も閲覧可能ですし、今後いつか再開する可能性もありますが、
しばらく更新の予定がありません。
ですので、アメンバーの解除についてはご遠慮なくしていただいて構いません。




久しぶりに栄養療法のクリニックに行ってきました。

約3年前にお世話になって以来、メンタルの治療と並行して続けてきました。

出産時に出血量が多く、極度の貧血になりました。

妊婦健診の時は、貧血の指摘はなかったのですが、

産後のヘモグロビン値は7、

産後入院中に意識が遠のき、廊下で貧血で倒れこんだりしてました。

産後一ヶ月健診ではヘモグロビン値はだいぶ改善していましたが、

改めて貯蔵鉄の状態を知りたいのもあり、受診しました。

今日は、血液検査をしてもらい、2週間後にまた結果を聞きに行きます。


ところで、クリニックは都心へ電車で40分はかかるのですが、

今回は、主人の付き添い無しで行くことができました!

これは初めてのことなんです。

クリニックに向かう途中に、急な坂道があります。

最初に通院した頃、電車で疲れ果て、

坂道で主人に手をひいてもらい、

ヘトヘトで行った記憶があります。

そして、こう思ったものです。

パニックが良くなって、

いつか主人の付き添い無しで電車で来て、

この坂道を元気に登りたい!と。

だから今日は、主人が一緒に行こうかと言ってくれたのを断ったのです。

そして、頓服は飲んだけど、電車に無事乗れたし、

坂道も元気に登りきれた!

坂道にはたくさんの桜の木があります。

今年の桜の開花は早く、間に合わないかと思ったけど、

散りかけてはいたが、美しい桜のアーチで迎えてくれました。

なんだか坂道があの頃より緩やかに感じました。

photo:01





iPhoneからの投稿
約2ヶ月ぶりのメンタル受診。

これまで避けてきたことにもチャレンジできて

嬉しかったことを報告。

日常生活に支障なく動けるようになったね、

これからもトレーニング兼ねて出かけてみてねと言われました。


通院して間もなく5年を迎えようとしています。

2歳だった娘をベビーカーに乗せて、発作が起きれば駆け込み、

調子が悪すぎて次の受診予約まで待ちきれず

毎週のようにクリニックに行ったこともありました。

あの時は、毎日死にたい、生きていたら周りに迷惑をかけると思っていて、

今から思えば、鬱状態だったのかもしれません。

それに比べたら、この5年で随分と回復したんだなと思います。

今は赤ちゃんと二人でいる時に発作がきたらどうしようとか

その他でもやはりふと不安がよぎることがありますが、

先生も言っていたのですが、数年前に比べたらだいぶ小さいと思います。


先日娘の卒園式がありました。

最後に教室で先生と園児と保護者でお別れ会があり、

狭い教室はぎゅうぎゅう詰めでした。

その時ふと、入園の頃、狭い教室に入るのが苦痛で、

いつでも逃げられるように、

なるべく入り口近くか、最後列にいるようにしていたことを思い出しました。

今はもう奥にいても怖くなくなっていることに気づきました。

この幼稚園の3年の間のパニックを振り返り、大変感慨深くなりました。

そして、その支えとなっていたのは、いつも娘でした。


いまだ調子には波があるし、怖いもんは怖いけど、

少しずつ、時には行ったり来たりかもしれないけど成長していけるといいです。

6年後、娘が小学校を卒業する時に、パニックについて何を思うのかな。


処方は、ジェイゾロフト25mgと、頓服でソラナックス


最近外出が多かったり、寝不足で、頓服頻度があがってます。

でも今は頓服を飲んでも、平穏に過ごせることが自信になっているので

しばらくは、頓服をためらわずに頼るつもりです。






パニック障害になって以来初めて、映画を観にいくことができました!

約2時間の映画を、娘と一緒に観てきました。

映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)です。

映画を観るのは何年ぶりだろう・・・。

パニックになって、狭くて暗い空間が怖くてずっと行けなかった、映画館。


映画の番宣をみてたら、面白そうかなあと思って、

娘もすっごく行きたがっていたので、思い切って行ってみました。

何年も行ってなかったから、映画館も変わっていたような気がするわ。

シートが座りやすいし、音響も良いような・・・。

あと、映画館の飲み物とか食べ物が高くてびっくり。

むかしこんなに高かったかな・・・。


ドラえもん、面白かったですよニコニコ

なかなか良くできていました。

次はシュガー・ラッシュを観にいきたいなあ。


パニックの治療を始めて、ちょうど丸5年。

出来なくなった事を、一つ一つまた取り戻していく。

その一つ一つが、とても嬉しい。


 
前記事にコメントいただき、ありがとうございます!

一つひとつ、とても嬉しかったですニコニコ

お返事がしたいのですが、遅くなっていてすみません。

もう少々お待ちくださいませm(_ _)m

ブログもアップしたいのですが、

最近は、ママ来て~の呼び泣きコールで

なかなかパソコンにまでたどり着けないのデス~(^_^;)

おまけに、確定申告(医療費控除)の申告期限が間近だわ…。

ゆっくりピグライフしていた一年前が懐かしい…(^_^;)
幼稚園の卒園を前に、最後の行事として、バスに乗って、親子遠足がありました。

遠いのに、なぜか高速を使わず、下道で行くので

一時間半もバスに乗ると聞いて、参加できるかどうかぎりぎりまで悩んでいました。

旦那に行ってもらおうか、いや、親子共に参加をやめようか、

そう思っている傍らで、

娘は遠足でうたう歌をうれしそうに練習したり、

仲良しのお友達とバスで隣の席になるんだよ!と報告してくれたり、、。


ママは行けないかもしれないんだ・・・と言ってみたら、

娘の表情が一瞬暗くなり、でもすぐに、いいんだよママと行けなくても、と言ってくれた娘。

これまでたくさん我慢させてきた娘に、私は幼稚園最後の行事で感謝の気持ちを贈りたい!

そう思ったのでした。


幼稚園の先生や、保護者には、誰一人、私がパニック障害であることを言ってきませんでした。

前の園で、言った事によってイヤな思いをしたこともあったからです。

でも今回ばかりは、もし何かあったときに迷惑になると困るので、

一部の人にはカミングアウトしておいた方がいいと思いました。

自分の気持ちを少しでもラクにしておきたかったのもあります。


勇気をふりしぼり、まずは娘が一番仲良くしているお友達のママさん(何度か遊びにいったことあり)に、

「過呼吸持ちで、、、乗り物が苦手なの。バスで隣に座ってくれると安心できるから

お願いできないかな」と頼んでみました。

すると、快諾してくれて、おまけに、なんとそのママさんは小学生の頃から過呼吸持ちで、

パニック障害ではないけど、過呼吸の辛さは分かっていました。

紙袋持っていくし大丈夫よ!なんて言ってもらえて、

よし、まずは味方1号ゲット(^-^)/


さて次に、この行事のお世話役である、クラスの役員さん3人に相談しました。

実は当日のバスの座席は、あみだくじで決まることになっていたのですが、

隣に私の過呼吸のことを知っているママさん(上記のママ・・・以下Aママと書きます)が

くるようにしてほしいとお願いしました。

すると、それは心配だよね、そういう事情があるなら大丈夫だからと快諾してくれました。

そして後日、役員さんから電話があり、

「あみだくじで席をきめたら、たまたまAママさんがまかろんさんの隣になったので、

当日はAママさんが隣だから安心してくださいね。

あまり緊張しすぎず、楽しんで行けるといいですね。

周りの先生方も事情を知っているし、何かあったら早めに声をかけてね。

もし何かあってもいいや、くらいの気持ちで行きましょうね」

と言ってくれたのです。


私はこの電話には、ものすごく感動しました。

なぜなら、あみだくじでたまたまAママが隣になったというのは、たぶん嘘だからです。

私に気をつかって、そう言ってくれたのだと思うのです。

それに、何かあってもいいやくらいの気持ちで、という言葉ですごく気持ちが軽くなったのです。

すばらしい優しさと包容力をもった方だと、心から感動しました。

本当に頼りになる役員さんに、私はまたも味方2号をゲットしたのでした(*^o^*)


さて次は、担任の先生です。

普段はちょっと厳しい先生で、お話するときは緊張してしまうのですが、

おそるおそるカミングアウトしました。

すると、なんとも温かいお言葉が。。

「そうですか、わかりました。不安かと思いますが、もし何かあったら私たちができることはありますか。

気分が悪くなったら声をかけてください」と言ってくれて、

「それからもし日程が近くなって、体調がすぐれないようでしたら、

お父様が出席されてもいいですし、最悪お子さんだけ幼稚園に送ってきてもらえれば

親御さん抜きで参加して、先生と一緒に行動するという対応もできますよ。

それから、どうしてもバスが怖いようでしたら、ご家族の方に車で送ってもらって現地集合にしてもよいですよ。

とにかくこのようないろんな選択肢がありますから、

バスに乗れないから、遠足に参加できないと思わずに、ゆっくり検討してみてください」

と言ってもらえたのです。

なんとありがたかったことでしょう。

いくつも選択肢をあげてくれたおかげで、気持ちに余裕がうまれたからです。

またしても、味方3号をゲットすることができました(^_^)v


そして当日。

他のママと同じように、みんなでバスに乗って遠足に行く選択をしました!

頓服をがっつり飲んで、酔い止めを飲んで、

ちょい多めに飲んだためか、多少テンション高め(;^_^A

バスに乗って、さあ出発!

うん、大丈夫そう。

そして無事に現地に到着できたのです。


長くなったので、次の記事に続きます。