Little Friends -227ページ目

煮干しのこと①

最近は、北海道でも魚系のダシを使ったラーメンが一般的になった。


僕がラーメン屋になった頃は、魚ダシというだけでイヤがる人も多かったから、ラーメン事情も様変わりしたと思う。


ラーメン屋が使う魚ダシは、煮干し、焼き干し、鰹節などの節類が一般的で、僕が最初に入った店は煮干しを使っていた。


煮干しは、その名のとおり魚を煮て干したもの。ただし、昔ながらの天日干しは少なく、今は強制乾燥が一般的。煮干しにはイワシ、サンマ、アジ、トビウオなどいろいろあるが、一般的にはイワシの煮干しのことだ。


イワシにはマイワシ(ヒラゴ)、カタクチイワシ(セグロ)、ウルメイワシなどがあり、ラーメン屋がよく使うのはカタクチだ。


さらに、カタクチも産地によって違いがあり、千葉など東日本のものは脂が強く、長崎や山陰などは脂が弱い。長崎は生産量も多く、ラーメン屋も多く使っている。


マイワシは漁獲量が激減しており、煮干しにするどころか、普通の料理に使うものすら手に入りづらくなり、すっかり高級魚になってしまった。


煮干しのメリットは、鰹節やサバ節などにくらべて値段が安いということ。だから大量に使える。(続く)

ヨーロッパの時代…?

江戸時代の日本は鎖国をしていて、それを打ち破ったのはアメリカだ。


以来、アメリカとの腐れ縁が続いているけど、憲法や立憲君主制はドイツ、海軍はイギリス、陸軍はフランスとドイツを範とし、明治日本が見習ったのはアメリカではなかった。


それもそのはずで、この頃のアメリカは南北戦争が終わったばかり、世界の中では三流国だった。


当時の超大国はイギリスだ。日本同様の小さな島国ながら、産業革命と植民地支配で世界をリードしていた。


植民地支配の終る頃からアメリカが台頭し、今は先進国ではあっても超大国ではなく老大国という感が強い。


イギリスだけでなく、ヨーロッパ自体が日本から遠いこともあり、停滞した感があるけど実際はどうだろう?


もちろん僕は行ったことはないけど、大量生産大量消費のアメリカと違って、文化や歴史も、物も人も大事にし、世界をリードしなくても安定した生活がある。


しょせんは日本も新興国もアメリカの後追いにすぎないのに対し、資本主義の歪みに一番早く直面したヨーロッパは、全く別の道を行こうとしているように思う。


アメリカ型経済が破綻した今、ヒントはヨーロッパの行方にあるような気もするけど…。

時代…?

パイオニアが主力の薄型テレビから撤退。三越は定休日や営業時間短縮を導入。トヨタはじめ自動車産業は、何度売上見込みを下方修正しても追いつかず。政治は国民不在のまま、なにひとつ有効な政策を打ち出せず。


こんなことばかりではお先真っ暗、何を信じていいかわからない。


でも、家電、百貨店、自動車なんて、もう役割を終えた過去の産業でしょう?自民党政治も同じ。もはや過去のものだ。


アメリカ式の大量生産大量消費経済の終焉にきているだけで、低価格で高品質、少子高齢化、環境対策、これらに対応できない産業は衰退してゆくはず。


競争力強化も必要だ。大企業なら、多角経営を進めないと生き残れない。JRですら非鉄道事業をどんどん拡大している。自動車だけ、家電だけでは、一度コケたら終り。逆に、中小企業はひとつに特化しなければ競争に勝てない。


江戸幕府が明治政府に、石炭が石油に取って変わられたのと同じで、時代は確実に移り変わってゆく。


だから、必要以上に不景気風に流される必要はない。贅沢はできなくても、物質的な豊かさだけが幸福ではないはず。


国土があり、そこに人が生きている限り、希望を捨てなければ道は拓けるはずだ。