映画Barbie | ゆゆのDiary♡

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韓国俳優 イ・ジュンギさんのこと、小学生に作れるハンドメイド作品の紹介から始めたブログですが 韓国語勉強のこと、お弁当作りのこと、突然不登校になった娘のこと、資格取得のこと、ドラマや映画の視聴感想などいろいろ自由に書いています。

映画 Barbie をレンタルDVDで(あ、正確にはBlu-rayだけどね笑)で借りて観ました。





っていうか

正確には ちょっと前に観て

ずっと感想書きたかったんだけど

長くなりそうなので 余裕のあるときにね

と思ってたら今日になってしまった😅


この映画は

おそらく

観る人の評価がすごくわかれるのではないでしょうかね。


サラッと浅い話として観るか

深いメッセージのある話として観るか


で、まず分かれるし


その上で

どう思うかも 分かれそう。


あさ〜く観れば


人形のBarbieちゃんの世界があって

Barbieちゃんたちにとって

都合のいいボーイフレンドのケンがいつでも尽くしてくれて

オシャレして、パーティーして

楽しいことだけで

年も取らず だから老いや死とも無縁の

カンペキな毎日を過ごしていたのが


ある日突然 ある1人のBarbieちゃんだけが


かかとが地に着いたり

死ぬのが怖くなったりした挙句

ボーイフレンドのひとりのケンと共に人間界に潜入。

そのせいで 人間界も人形界も混乱したけど

最終的には

人間界も人形界も元に戻り

けど、人間界を体験したBarbieちゃんは

人間として生きることを選びましたとさ


という話

なので


バカっぽい話だね

と思う人もいるかも


楽しいファンタジーだね

と思う人もいるかも。


けど

これは‥‥なかなか 深いよね


と、わたしは思いました。


映画で描かれる人間界は

まだまだ男性優位。


男女平等とか

女性の社会進出とかが

日本から見れば

女性が大活躍のアメリカですら

まだまだじゅうぶんではない

ということなのだろうと

とても 残念でもどかしかったし



Barbieの夢の国のバービーランドでは

逆にケン(男性)が「お飾り」で

ただ「海にいる」バービーを輝かせる存在。

バービー(女性)が大統領、大臣始め、いろいろな職業を持つ存在で

男性が活躍する人間界に来たケンは

男優位を目の当たりにして 目が覚めたように

バービーランドを男優位の世界に変えようとするのだけど‥‥


どっちかが優位っていうのは

結局どっちも問題アリなんだよ

というメッセージでもあるのかなと思ったり


「男優位最高!」という考えのケンに洗脳されて

男の言うなりになってしまうバービーたちは


男性優位の世の中に満足したり、それを当たり前と思っていたり、仕方ないと諦めている まだまだ世界中にいる、男尊女卑の国や地方の男女に対しての


気がついて!ほら、こんなに変だよ!


というメッセージかなと思ったり‥‥



監督さんも女性だし


昔のバービー人形と違って

今のバービーちゃんは

髪の色も肌の色も職業もスタイルもいろいろで

車イスのバービーちゃんもいるそうで


バービー人形のコンセプト?モットーが


You can be anything

あなたは何にでもなれる


だそうですから


とにかく、何にでもなれるから 頑張ろう女子!


という話だよね


そして、


まだまだだよ


って気づいて欲しいんだよね


と思いました。


日本はね、ほんとに まだまだだよね。


朝ドラの 虎に翼 観ててもさ


こんな昔から

気づいて訴えてる人がいるのに

まだこれかよ😅

って思う‥‥


わたしが育った

昭和→平成と比べると確かに良くなった。かなり。

あの頃は

男子は技術、女子は家庭科 って受ける授業まで違ったり

男子が学級委員長、生徒会長、応援団長って決まりがあったりが普通だったし

保母(保育士)さんは女、看護婦(看護師)さんも女 だったからね。


けど

まだ

パパが育児休暇とったら出世が遅れたり


女も男並みに働かなきゃダメみたいな空気で

子どもを持って働く人が

子持ち様とか言われて悪口言われるとか


全部さ

つまりは意識が遅れているんだよな

と思う。


女が働かなきゃダメなんじゃなくて

主婦(主夫)がダメなんじゃなくて

子持ちで子育てしながら働くのがダメなんじゃなくて


自分が好きなように生きられる自由があって


子育て世代はパパもママも同じように子どもの体調不良や子どもの行事で堂々と休めて

それを周りも普通に思って‥


だからといって 結婚しなかったり こどもを持たない選択をした人があれこれ言われることもないような

ほんとの平等で自由な世の中をさ


すぐに実現するのは難しいだろうけど

せめて夢みて欲しいと思うよなあ



頑張ろう



ま、とりあえず

わたしは勝手に自由に生きる 笑