アメリカの公立、現地校も中学校になると、
授業は基本選択制になっていきます。
英語・数学・理科などの教科以外はどうなるのでしょう?
音楽は、中身がもっと細かく分かれていきます。
中学校の音楽
もちろん、学校区*によりますが、
ブラスバント
オーケストラ
コーラス
に分かれます。
これらは、日本でいうところの部活動ではなく、
音楽の授業の一環となります。
ただ、日本の部活動のように学校時間外にさまざまな活動があります。
毎日の学校の授業でこんな風に専門?にわかれて
音楽に接することができるのは、
ある意味すごいなーと思います。
この中のどれかを選ぶ、という形です。
さて、中学に上がる前に、どうやってそれを選ぶか?
ですが、
小学校に、中学からそれぞれの分野の先生がやって来ます。
3月4月ごろからでしょうか?
彼らは「音楽の先生」とは呼ばれず、
バンドディレクター band director **
オーケストラディレクター orchestra director
コーラスディレクター choir director
と呼ばれています。
** 吹奏楽の授業ですが、テキサス/アメリカでは
「ブラスバンド」とは呼ばないで、
「バンド」とだけ呼びます。
仲良しのお友達に、うちの息子が中学に入って「バンド」始めたんだよ、
と伝えたら、「そっかーバンド活動か〜。エレキギターとかドラムとか
練習したらおうちがうるさいだろうなぁ。」と思ったとか。
バンドっていったら、そっちを想像しますよねー。
わかりにくいですが、アメリカ現地校中学高校でいうところの
バンド=ブラスバンド:吹奏楽
で〜す。
画像お借りしました。
テキサス州ダラスの
キャロルトンファーマーズブランチ学校区
Carrollton-Farmers Branch ISD
には、ブラスバンド・オーケストラ・コーラスの3つがあります。
北隣のコペル学校区 Coppell ISD
には、中学にも高校にもオーケストラがありません。
公立の学校は、みなさんが住居を決めた、その住所によって
決まってくるんでしたよね。
もし、お子さんが日本におられる間に
何か楽器をお稽古されていたら。。。
彼/彼女にしてみれば、
中学や高校という難しい時期に
言葉の全部を理解できない場所へ編入、
というおおきなストレスに挑むのです。
できれば、その楽器を続けられる学校、
音楽の授業を選ぶと、
お子さんの実力発揮できる場所が増え、
とてもいいんじゃないかな、と思います。
英語がじゅうぶんに使えない時期に
そういった得意分野があって活躍できる、
まわりに認めれもらえる、と、
学校にもなじみやすいですし、
なにより学校生活が楽しくなる♪とおもうのです。