『関心領域』から離れて見る『干渉陵壁』 | わたしという存在の記録

わたしという存在の記録

2021年4月、魂が目覚める。
魂の片割れが誰であるかを知りました❤︎
ハイアーセルフは、スタンリー・キューブリック監督!
この地球で誰も経験しない事をすると決め、生まれて来ました。
どんな脚本になるのか⁉︎
現在霊性進化の旅の途中…〼

   ​


昨日は久しぶりにソファーで寝てしまったふとん1



 ​映画の日



昨日は映画を観に行こうと決めていました。

どうかお願いッ‼︎

午前十時に間に合いますように🙏

時間に余裕を持ちたいと常々思ってはいる(苦笑)

家を飛び出し焦るわたしに、

潜在意識がささやいた。

ウチで過ごすときに掛ける、

度数の弱いメガネで運転していることに気付いた叫び

それも、隣り町に差し掛かる寸前で。

遠くまで行く前に気が付いたのが良かった。

…嘘でしょ!?

慌ててUターンして家に舞い戻り、

度数の強いメガネを掛けながら思った。

今日は映画は一本にして、

集中して観なさいってことなのかなと。








 ​関心領域




映画館に着いたわたしは、

そばにいたスタッフに午前十時の上映について尋ねた。

すると、本編が5分経過と聞いたわたしは、

最初から観ないと気が済まないだろうと、

関心領域の一本だけにしようと決めた。

このまま映画チケットを取る流れへ。

早い時間なのに席が埋まり始めていた。

この映画への関心が寄せられているのが分かった。

映画を集中して観ることの出来る、

いつもの一番後ろの座席にした。




 





小学生の頃からこの時代に興味があった。

そして今もこうして、 

この手の映画を観ようとしている。

結局のところ、

映画の題材としてはネタが豊富で、

人々の関心にも触れることができるからだろう。

皮肉にも、この映画はアカデミー賞を受賞している。

ところで、この地球の歴史でAクラスの悪い男は誰だと思う?

ナンバーワンに君臨する男がヒトラーだと知ったとき。

ガスと高圧電流の制裁を受けたことの意味が、

あの時のわたしには知る由もなかった。









 ​開幕




映画が始まるも音だけで、

なかなかフィルムは出てこなかった。

スクリーンは真っ暗。

アウシュビッツをイメージしているのだろう、

暗黒な音のみが響き渡る。

ようやく始まったと思ったら、

川のほとりのシーンは、家族の穏やかな光景。

何人家族なのだろう…?子供が沢山いる。

一番小さい男の子はまだ生まれたばかりだ。

男性はネイビーブルーの海パンのなか、

女性の赤のジョギパンが目についた。

スタートはこんな穏やかなシーンで始まった。

ピクニックから家に戻ると現実が待っていた。

コンクリートの高い壁と、煙突からの煙、

そして人々の叫び声で、

壁の向こうがどこなのかすぐに分かった。









 ​レス




いつからだろう?この夫婦がレスになったのは…。

寝室はシングルベッドが2台、

奥さんが昔行ったイタリア旅行の話をしている。

そこのマッサージが良かったと。

また行きたいと旦那に話すシーンだ。

観ている昨日は分からなかったけど、

映画を観た翌日の今日分かったことがある。

あれは奥さんからダンナに向けての、

スキンシップを求めるサインなことに気が付いた。

異動の話は言いにくかったし、行きたくもなかった。

彼が奥さんに昇格の話を伝え、

一緒についてきて欲しいと言ったとき、

まさか君がここに残るというとは思わなかったと。

彼は上司に対して手紙を書く。

奥さんを家に残して現状維持してくれるのなら、

自分はどんなに狭い部屋でも構わないと。

自分を犠牲にしてでも、彼は奥さん想いな人だった。

今こうして書きながら思った、

主人公はこの夫婦だった。

アウシュビッツの隣りに住みながら、

そこから聞こえる音、真っ赤に燃える空。

人の燃える臭いとともに暮らす生活。

風に乗って洗濯物に付着する死の灰。

壁の向こうの世界は、

こちら側にもいやおうなしに干渉してくる。

奥さんの母親が家に来た当初はとても喜んでいた。

真っ赤に燃える空の色を見て、顔をしかめる。

突如、置き手紙を残して蒸発する。

なんて書いてあったのか気になる手紙。

そう、この監督は肝心なところを見せてくれない。

みんなが見たいアウシュビッツの向こう側を描写しないのだ。

音だけで想像する。手紙の内容も想像する。

娼婦との絡みも見せない。

どうだったか気になる場面を見せてくれないのだ。






やがて子供たちも歪んだ環境の影響を受けてゆく。

温室の部屋に閉じ込めて意地悪をする兄弟。

夜中に家を抜け出して、りんごをばら撒く娘。

わたしはてっきり、

『良いこと』をしていると思い込んでいた。

旦那からの夜中の電話をテキトーにあしらう妻。

出張先の旦那の身体もおかしくなってゆく。

家と職場を徒歩で歩くシーンで、

犬のシュナイザーを散歩するマダムに話しかける。

『男の子?4歳?よーし良い子だ!』

そう言って犬のアタマを撫でる彼の姿は、

わたしには一番まともに映った。









 ​sign




庭師が家の裏の方で

何やらスコップで何か掘っている。

あの灰のようなものは、

アウシュビッツからのものなのだろう、

庭師が掘る姿は何か企んでいるように見える。

庭の花は美しく咲いている。

おかしくなるのは人間だけじゃないと、

死の灰は植物をも狂おすものだと、

証明したかったのだろうか。

アウシュビッツは関わる全ての人をおかしくさせる。

監督が伝えたいことはなんだろうと、

自分なりに考えた。

その答えは『関心領域』の四文字に

濃縮されていて、

容易く溶かすことはできない。

一瞬、現実を挿入させるシーンがあった。

昔も今も変わらない?

監督はそう言いたかったのだろうか…









第二次世界大戦って、ヒトラーが発端なのを検索して知った











深掘りしたくなって

​関心領域を書いた作家さん








気になって検索。誕生日がわたしと2日違い







わたしの数秘にカタワレの数字






びっくりマークびっくりマークびっくりマークびっくりマーク







​昨日のブログとシンクロしているキョロキョロ








空が真っ赤に燃えるのを見て、あの歌詞が浮かんできた








映画見る前に魂の輪廻に働き掛けての全員で鑑賞w

カタワレも意識したんだけど、

映画の映像入ってこれたかなお願い








富士宮の旅行の写真と映画とがとても似ている






『アイルヒットラー』




この言葉がやけに耳に残った。

何度も耳にして思った。

映画と関係ないけど、

あいる君の名前ってここから取ったはてなマーク








満