ベルリン・天使の詩
先日、映画を観に行って来ました。
『ベルリン・天使の詩』
映画祭初上映のようです。
ここで、午前十時祭についての説明をば。
午前十時の映画祭を知ったのは結構最近で、
午前十時から一日一本だけ、
選ばれた映画館で上映されています。
過去に上映された人気作品が観れるので、
自分では選ばない映画が上映されるのもあって、
それがこの映画祭の良いところかと。
2週に一本のペースで映画が変わるので、
毎回とても楽しみにしている企画なんです。
監督の思惑
監督は、ヴィム・ヴェンダース。
この監督の映画を初めて観ました。
1987年、西ドイツ・フランス合作。
映画はモノクロとカラーで構成されていて、
天使の世界を白黒、人間の世界を色付きで表現。
今、ブログを書きながら思ったんですけど、
夢は白黒だと誰かが言ったことを急に思い出した。
わたしの夢はカラーで、
色も香りも肌の感触も超リアル。
モノクロ=夢の世界=天使の世界
ベルリンの壁のように、
夢と現実の境界線を色で分けてしまうのは、
白黒黄色、肌の色で分ける人間の世界と同じだなあと。
この映画はベルリンの壁のシーンが多い。
ベルリンの壁のあのマンガなあの絵は、
誰が最初に描いたのか気になった。
そういえば…、カタワレのラヂオともシンクロしていて、
人種の色のことを言いたかったのだろう、
さらっと流していたけど、
潜在意識で共有しているのは当然か。
映画で刑事コロンボの俳優さんが出演されていて、
そういえばカタワレが前にラヂオで、
コロンボの話題をしていたことを思い出した。
コロンボが誰か知らないわたしは、
映画の中でもコロンボな設定の男にロックイン。
な、な、な、なんと
コロンボがカタワレの声に聞こえてきてびっくり
そしたら今度はコロンボの顔が、
タケシさんに見えてきた
…
モノクロの世界の筈が⁉︎
いやあ、これはいったい…⁉︎
コロンボって今生きてる?
あとで検索しなきゃ
輪廻転生だと分かる顔と声にびっくりするわたし
すると、今度はわたしの目が変なことに気付いた。
映画のスクリーンの見え方が、
急におかしくなってきたんです
モノクロなのにカラーに見えてきた
映画のスクリーンの枠が赤に見えてきて、
人物の頭上が緑色
人物のシルエットの周りがみどり
あたしゃー色盲かっ
恋するダミエル
この写真の男が天使のダミエル。
彼がサーカス嬢、マリオンに恋をする。
モノクロの世界では、彼の姿は人間からは見えない。
純粋な魂の小さな子供には、彼の姿は映る。
恋するダミエル。
いくら彼女のそばにいても、彼女からは彼は映らない。
人間を生きてみたい気持ちが日増しに強くなってゆく。
マリオン…誰かに似ている。
その『誰か』が分かった
あめあめふれふれの人
っと、話は脱線しましたが…
天使は人間の体験がとても羨ましく感じるのだ。
コロンボみたいに、
コーヒーショップでアツアツのコーヒーを飲んでみたい。
食事をして、お腹いっぱいな感覚を味わってみたい、
愛する人に触れたい、キスしてみたい…
これにはわたしも激しく同意した。
人間を体験できるということは、
実はすごいことで。
意識だけでは物足りないのだ。
そう、わたしを例にすると、
意識ではすぐにお相手と繋がるし、
電気を消した途端に始まる聖エネルギー交流も
気持ちいいけど、リアルじゃない。
感覚ではなく、体感したい。
それが出来るのが人間であり、
その経験ができることが、神さまからしたら、
どれほどの希少価値かということ。
LIVEシーン
ちょいちょい流れたライブシーン。
あの音楽って、わたしにとってはとても不快で、
船酔いするみたいに気持ちが悪くなった。
ニホンジン女性の、ニホンゴでのセリフが有りましたね?
観客を全然見ていない…だったかな、
ボーカルが自分の世界に酔いしれているのを、
ぼそっと独り言でのあのシーン。
で、あのボーカルはリアルバンドなのか気になって、
メモしておいたんです。
リアルバンドだったんだ⁉︎
生年月日…カタワレの輪廻
安二郎って監督なんだね?
映画すっごく面白かった
コロンボも実は天使からの人間だった
ゴッホのこともなんか言ってたよね
監督、いろいろ感じる体質だったんだろうな。