『ピンポーーン』
玄関のベルが鳴った音で目が覚めた。
実際には人は来ていない。
携帯を見ると、数字が物語っていた
先日見えた66の数字は、
未来に見えた数字であることに気付いた。
わたしはアカシックで
今日という未来を覗いていたようだ。
…来ちゃった
昨日、自転車に乗ってあの場所に向かった。
変わり果てた姿形を確かめに
到着するも、車がたくさん止まっていたんで、
山の上から景色を楽しんだ。
カタチはやっぱり烏帽子だなあと、
そんなことを思いながら眺めていたんです。
雀がサンバ鳥はカラスでした
自転車、もっとたくさん乗ろうと思った
そのあとスーパーに寄って
光る球
土曜日から日曜日に日付が変わるころ、
わたしは不思議な体験をしました。
YouTubeで虹のジャケットを探していました。
そういえば…烏帽子岩に虹が掛かったやつです
そこにある曲のMVを順番に見ていました。
起きたのはキャッチボールのシーンで、でした。
それぞれの場面、様々な職種の人が、
どこからか飛んできたとボールを受け取り、
ボールを空に投げる、というもの。
その様子を見ていたときでした⚾️
大きくて眩しい光が、
部屋の中に飛んできたんです
光はキッチンの窓の外から、
そしてわたしの左側に飛んできた
何が起きたのかとびっくりするわたし
光は辺りを明るくするほどの閃光で、
わたしの左側の位置に届いた。
それは夜中に起きた不思議な出来事だった。
翌日、前日の土曜は、
ヒデキさんの誕生日なことを知った。
すっかり忘れていた
ヒデキさんが大事そうに
息子さんを抱いている写真が、
ネットニュースに上がっているのを見た。
生きていたら69才。
飛んできた光の閃光は、
ヒデキさんからのサインボールだったのかもしれない