出所後、実子の御守役は何処へ…東映東京「続・浪曲子守唄」千葉真一/下沢広之/大原麗子 | 東映バカの部屋

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東映制作作品を主体として書いていますが、たまに他の話題も…一人でも多くの東映ファンが生まれる事を望みます!

皆様、こんにちは。
 
 
昨日仕事納めとなり来年の1/3(水)迄は年末年始休暇、1/4(木)は有給休暇を取得した為一週間の休みとなります。因みに1/5(金)20:00からが仕事始めでこの週に限り土曜日も通常勤務です。郷里の盛岡には3日迄滞在予定…そして昨日自室に戻ると、自動車保険の担当者(ニッセイ同和損害保険・担当者は前職の同僚で同年代の未亡人!)が来年の卓上カレンダーを届けてくれていました。今は中々カレンダーを頂戴出来ない時代ですのでこれは有難いですが、まさか綾瀬はるかとは思いもせず…この記事を打ち込み後帰省及び土産の準備をします。
 
 

 
 
さて本日は此方の作品を…未DVD化作品でU-NEXT内に於いて有料動画配信が行われています(見放題対象作品)。
 
 
「続・浪曲子守唄」(「子守唄シリーズ」第二弾)昭和42年4月1日公開・池田龍一脚本・鷹森立一監督・東映東京制作。
 
 
 

 

 

実子の下沢広之を血筋は無いながらも懐いた大原麗子に預け約一年の服役を終え戻ってきた千葉真一でしたが、麗子さんの自宅を訪ねると半年程前に空家となっていた上に二人の姿は見えない…しかし幸いにもこの近所で催されていた祭事の場で下沢さんと再会を果たし話を聞くと、鳳啓助・京唄子夫妻に預けられる形で麗子さんは何処かへ行ってしまったとの事…そこで千葉ちゃんは祭事で知り合った露天商の伝手でテキヤ一家の若衆となり子連れで全国を回り、啖呵売をしながら麗子さんを探す事としたのですが…

千葉ちゃんと麗子さんの経緯に関しては千葉ちゃんと同日出所した田中邦衛も絡んで中々の人情話に仕上げられていますし、下沢さんを離さざるを得なくなった事情や現状は東映作品を観慣れた方々なら大筋の察しは付くかと…そして旅先で知り合った嵐寛寿郎・小山明子が率いる一家の男児(=小山さんの実子)と下沢さんが「蛙の子は蛙同士」となるのでしょうね、四分六の兄弟分の様な関係となってしまうのも又楽しい!「子供が親の真似をして兄弟分」の設定も現代では絶対に出来ないでしょうが、こんな事が普通に出来た当時の大らかさが戻って欲しいとも感じた程。前作との繋がりがしっかりしていますしU-NEXTであれば「浪曲子守唄」「続・浪曲子守唄」の連続鑑賞が可能です。しかしまぁ…昭和期から平成初期のの東映作品には本当に演歌が似合うし、こんな会社は我国にはありませんね!俺の様に東映キチガイで演歌も大好きだと至福!

 

 

今年の更新は本日が最後となります。沢山の方々にお越し頂き、又コメントを頂戴し誠に有難うございました。来年は1/3か1/4より更新を開始する予定ですので、変わらぬお付き合いを宜しくお願い致します。それではよいお年をお迎え下さい。