結成の切欠は笑点・ちびっこ大喜利の賞!東映東京「ずうとるび・前進!前進!大前進!」 | 東映バカの部屋

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東映制作作品を主体として書いていますが、たまに他の話題も…一人でも多くの東映ファンが生まれる事を望みます!

皆様、こんにちは。

 

 

昨日の21時に勤務を終え、月曜日10時の勤務開始時迄の休みです。今日は午前中に自家用車のオイル交換を済ませ、冬場に備え冬用ワイパーブレードを購入して来ました。イエローハットから各種割引券が届き、その中にワイパーブレード10%割引券も入っていましたので助かりました。しかし、これ迄は「冬用ワイパーブレードは数年で使い捨て」と思っていたのですが、PIAA製は冬用でもゴム交換可能な製品が存在している事を初めて知り、当然ながらそれを購入です。

 

 

 

さて本日は簡単に…俺は観たい映画やドラマが無い時は有料波のナショナルジオグラフィックch・ヒストリーch等々を視聴しているかAmazonプライムビデオ及びGYAO!の動画配信を利用、そして読書かYouTubeで動画鑑賞と云う事が多いのですが、そのYouTubeで「過去の笑点・大喜利」を観るのが大好き!特に歌丸師匠・小遊三師匠・六代目圓楽師匠が好きなのですが(やはり下品か毒が強いか喧嘩っ早いのが俺には合っています)その「笑点」の「ちびっこ大喜利」座布団10枚獲得のご褒美として結成されたのは、10枚獲得の張本人であり、また現在の座布団運びである山田隆夫を中心として結成された「ずうとるび」!只、ウィキペディア「ずうとるび」を読むとずうとるび結成の切欠を作った「笑点」の統括は「ずうとるびを通じてブームの怖さと儚さを知った。ブームに便乗するとブームが去った時に番組も終わってしまう」と雑誌の対談で語っていた事が在る。この判断は1980年前後の漫才ブームの時に、ブームの中心となった漫才師達を殆ど出演させずブームからは距離を置くという形で現れている」とも書かれており、様々な影響及び思考を与えた事も事実の様です。その「ずうとるび唯一の主演ドキュメント短篇映画」の動画配信が数か月前よりAmazonプライムビデオ内「JUNKFILM by TOEI」で開始されています(未ソフト化作品)。尚、当作品はあの「新幹線大爆破」の併映作品でもありました。

 

 

 

「ずうとるび・前進!前進!大前進!!」昭和50年7月5日公開・新野隆司構成・三堀篤監督・東映東京制作。

 

 

 

 

 

作品の質を問う内容ではなく、現代で言う「時の人に密着し生の言葉を頂戴する。そしてファン達の言葉も同時に伝え、加熱した人気振りを知らしめる」報道番組やワイドショーの特集の様なもの。多少のシナリオや遣らせは在ったかとは思いますし鑑賞評価の対象外となっている現実も在りますがそんな事は不問!その時代の貴重な記録作品としての価値が非常に高いですし山田さんと共に活躍された現在は新井康弘・江藤博利、放送作家兼紙芝居集団代表の今村良樹の若かりし頃を堪能出来るのもいい!

 

 

因みに山田さんは東映京都「沖縄10年戦争」で「沖縄県警本部長の暴力団員射殺命令の犠牲者第一号となった若衆役」で見事な最期を見せてくれましたし「あぶない刑事」テレビシリーズ第一弾では「過去の流行語丸出しの小悪党」を演じられた事も在ったなぁ…又「笑点」では歌丸師匠が獲得した座布団10枚獲得の賞「生き残りの世界的大スターに逢える」の際、その「スピルバーグ監督作品に出演した生き残りの世界的大スター」として「みかん色の恋」を歌唱しながら登場し歌丸師匠を激怒させた事も…「ただ座布団を運ばせるよりもちょこまかちょこまか動かさせ、更に大喜利メンバーに絡ませた方が番組が面白くなるのでは?と先代円楽師匠が提言した事で現在のキャラクターと立ち位置を得た山田さん」ですが、今後も大いに楽しませて貰いたいものです。でも、心配なのは「現代の放送倫理基準」罵倒や視聴者に痛さを伝える様な演出・行為が放送倫理審査機構の審査対象となってしまいましたから「毒や罵倒でも心底笑えるのは強固な信頼関係の証とも言える大喜利の面白さにも多大な影響を与える」のではと…

 

 

 

最後に、本日21:00より10/9(土)21:00迄、YouTube内「TOEI Xstream theater」では鈴木則文監督・小林旭主演「多羅尾伴内」が無料動画配信されます。

 

 

 

 

 

 

片岡千恵蔵版とは別次元の面白さが在りますし、娯楽作品に於いては日本一の職人の一人だと思っている(この点に関しては岡本喜八や山田洋次等々よりも手腕は上だと俺は思っています)ソクブン監督の確かな腕も堪能出来る傑作です。尚「娯楽作品を愛し東映任侠映画群/東映ヤクザ映画群を正当に評価した映画評論家」水野晴郎も数秒間出演しています。