皆様、こんにちは。
3連休最終日、晴れてはいますが風が強い上、冷たいです。
明日から6連勤、来週の土曜の夜勤明け迄の勤務になります。(火曜夜~水曜夜の中休みを含む)
今日は目覚ましにこれが見たくなり、爽やかな朝が更に爽快になりました!
因みに俺が嫌いな種類の作品は「格好付け」「甘い恋愛」「頭でっかちの娯楽」。
すがすがしい朝を迎えたなら、こういう作品がなかなかいいんですよねぇ~!
「やくざ刑罰史・私刑(リンチ)」昭和44年・東映京都・石井輝男監督。
成人指定作品。
VHSからの画像ですので視難さはご勘弁を…
3部構成の為、菅原文太・大木実・吉田輝雄の3人が主役です。
文ちゃんと輝雄さん、そして石井監督は元々新東宝の出身ですから、それだけでも見たくなりますが…
単純なタイトルが更に見たくさせる効果を持ち、一度見るとその楽しさが病みつきになります。
余談ですが、文ちゃん達が所属した新東宝は、テレビドラマを制作する東宝子会社となった現在の国際放映。(ケンちゃんシリーズやコメットさん、私鉄沿線97分署他)
現在ピンク映画の製作を行っている新東宝は東宝との資本・業務上の関係は一切有りません。
ま、体裁を気にし過ぎる生真面目で冒険や心からの徹底した馬鹿が出来ない東宝はピンク映画なんぞ作らんし、例え子会社であっても作らせんでしょう…
そこも俺が東宝を余り好きになれない理由の一つですがね…(以前も書きましたが、配給のみ担当した作品は別、素晴らしい作品もが数多く有ります)
この多様なリンチの数々!
回転火炙り!
ヤクザ映画でお馴染み…左手の小指を詰める!
通称・エンコ詰め/オトシマエ。
耳切断!
「仁義なき戦い・代理戦争」(昭和48年・東映京都)でも渡瀬さんがプロレスラー役の大前均の耳を切断する場面が有りましたね。
目ん玉くり抜き!
これは笑える「藪・蚊に小便」
夜中に藪の中で木に縛りつけ小便をかけて朝を迎えると…
こんな顔!
これは命には関わらないけどかなり辛いでしょうなぁ…
焼き入れ!
今作ではライターの火力最大の状態で顔を焼く!
口を塞いで水攻め!
呼吸不能!
廃車と共にスクラップ機でプレス!
これもお馴染み…
コンクリート詰めで海にポイッと投棄!
そんな中でのベストリンチは…
配役が醸し出す悪の味も含んでいますが…
ヘリリンチ!
上げたり下げたり、海中に沈めたり砂浜を引き摺ったり…
最後はテトラポットらしきものに頭を「ゴン!」とブツけて絶命させる!
何せこのリンチを行った役者がこれまた東映での凶悪度+残虐度が最強クラスの…
沢彰謙(左)と林彰太郎(右)なモンで…
これを頂点にしなければ…東映ファンは喜ばんでしょうから…
俺もそうしなければ喜ばん1人ですしねぇ~!
目を背けたくなる方々も多いかとは思いますが、ただの残酷ショーでは終わらない…
男のドラマや恋愛模様、そして…
東映ファンや東映作品を見慣れた方々ならかなり笑える場面も有る「楽しい映画」!
見つけたなら…即「買い」「借り」ですよ!
お薦め!
他の東映作品での強烈な場面と言えば…
「仁義なき戦い・第一部」(昭和48年・東映京都)の辰っちゃんの片腕切断!
先程耳切断を紹介した「仁義なき戦い・代理戦争」の拓ボンの手首切断!
「北陸代理戦争」(昭和52年・東映京都)の榎木兵衛・広瀬義宜・小林稔持の頭だけ出して雪中生き埋め、そしてジープで頭をグシャッと三連発!
「バトルロワイヤル」(平成13年・東映東京)の生首に手榴弾を咥えさせて藤原竜也のアジトに放り込む!
…この辺りか…
でもスミマセン…石井監督作品じゃなく、サクさんの作品ですね、これら全て…