広島じゃけん | Whoops!カズのお気楽れんらく帳

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広島行ってきました。新幹線で通り過ぎたり、バイクで九州に帰る時に柄の悪いトラックに追いかけられたり、スキーで山の方に行くことはあっても、市内に滞在するのは初めてである。

俺にとって広島といえば、仁義なき戦い、お好み焼き、はだしのゲン。ヤクザさんとはお近づきになりたくないが、この機会に他の二つはクリアしとかないと。

お好み焼きはあっさりクリア。駅を降りたら、どっち向いても店がある。博多にラーメン屋がある比率より多いかもしれない。
キャベツたっぷりに麺と駄菓子みたいな揚げイカが入っている。思わず二日続けて食ってしまった。

お次のはだしのゲン。つまり原爆だ。とりあえず原爆ドームに行ってみた。

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現在修復中だったが、それより印象深いのは川である。
ほんの67年前、熱線で焼けただれ、水を求めた人々は次々に川に飛び込み、死体で溢れかえっていた。
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ゲンで描かれた地獄がここにあったと思うと、自然に厳粛な気持ちになるのである。

ドーム前では反原発を訴える福島の人たちが。今現在も家と家族を失い、放射能にさらされてる人がいるのだ。

でもあの頃明日が見えなかった広島にも現在がある。裸足でも走り続けたゲンのように諦めないなら。きっと大丈夫。