ポールって名前の宇宙人が出てくるそのまんまの内容(ポール星人と言ってはいけない)。
このポール、例の事件で地球に墜落してエリア51に収容されてる間、ジャンクフード食いながらテレビばっかり見てたせいで、すっかり下品なアメリカ人になってしまった。口を開けば皮肉と下ネタジョークを連発する、ポールの典型的アメリカンなナイスガイぶりが可笑しい。
そんなポールと接近遭遇するのがイギリスから来たオタクの二人組で、アメリカでは立場的にどちらもエイリアンってのが面白い。
この三人の珍道中は、パロディにサブカルねた、皮肉と風刺に宗教もおちょくって、たっぷり笑える。
声だけ出演であの人とか、ラストに登場するこの人とか、超大物の扱いも嬉しい。その辺、製作陣はちゃんと分かっているのだ。スピルバーグのオマージュなら「スーパー8」より上だな。
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