NASA主催のシンポジウムで宇宙開発の専門家たちによるパネルディスカッションが行われたという記事です。
パネルディスカッションに参加したのは、NASAの歴史編纂室長のSteven J. Dick、国立航空宇宙博物館のJohn Logsdon、Roger Launius、Michael Neufeld、NASAの探査計画担当准長官のCristina Guidi、宇宙歴史家のCraig Nelsonの5名。
そしてその内容が以下の見出しで出てきたのでちょっとドキッとしてしまいました。
有人月探査は実現不可能? NASA主催のシンポジウムで有識者が厳しい見解(テクノバーン 2009/7/28)
見出しだけを見ると過去の月面探査を否定しているかのような思わせぶりな内容ですが(それを狙っているのだと思いますが)、記事の中身を読むとそうではないということが理解できます。
つまりは、過去のアポロ計画による月面探査が宇宙飛行士の人命のリスクを無視したかなり無謀なものであったということであり、現在のようなメディアと納税者の監視がはたらく今の米国社会では人命尊重、コスト意識の両面から月面探査はかなり困難であるという内容です。
記事の最後は、
「スペースシャトルはコンセプト事態が失敗、国際宇宙ステーション計画も2016年で終了となる可能性が高まるなかで、第二次世界大戦後、人類が追い求めてきた有人宇宙旅行への夢も、そろそろ成長の限界が見えてきた格好だ。」
と結ばれています。
学術的な調査、研究という側面とコストとの兼ね合いで考え、無人探査と有人探査を比較するとそのような考え方になるのでしょうが、やはり人間が宇宙に出て行かないと夢が無いなあという気がしてきます。
ぜひとも人類の宇宙進出という大きなテーマを失わずに進めていってもらいたいものです。
しかし人類はこの姿のころから宇宙に出て行くまで進化するのに4700万年かかったわけですね。
長いのか短いのか、どちらなんでしょうか。
4700万年前のヒトはこんな形だった(テクノバーン 2009/5/22)