1950年代のテレビとアンティークのタイプライターにインスパイアーされた、レトロデザインのパソコン。


これはカッコイイ!


Windows7を積んでるミスマッチもいいですね。


残念ながら市販はされてないみたいだけど・・・、ネットで人気が出れば作るのかな?


Philico PC :

http://www.yankodesign.com/2009/12/14/steampunk-pc-oh-so-retro/  


Philico TV :

http://www.mztv.com/newframe.asp?content=http://www.mztv.com/predicta.html  




730 Days Diarly-Philco_PC

「希少資源」争奪戦! エコカーの命運を握るレアアース - 09/11/24 | 07:00


 「普通なら自動車メーカーに取引を提案しても、なかなか相手にしてもらえない。だが、レアアースとなると話は別。逆にこちらが追いかけ回されている」。大手商社の担当者は苦笑いしてこう話す。これまでレアアース(希土類元素)を扱ってきたのは主に中小の専門商社だった。しかし、大手の総合商社が続々と参戦し、目の色を変えて調達ルート確保へと奔走している。


730 Days Diarly-東洋経済_レアアース  10月下旬、住友商事はカザフスタンの国営原子力公社とレアアース事業に関する覚書を交わした。同国内には、旧ソ連時代に採掘したウラン鉱石の残渣(ざんさ)(残りかす)が大量にある。その中からレアアースを取り出し、2011年から日本へ輸入を開始する計画だ。双日と豊田通商は、ベトナム北西部のレアアース鉱床の開発に乗り出す。これは国営資源会社との共同事業で、11年に操業を開始する。さらに三菱商事も採掘を目的として、ブラジルの鉱山で事業化調査を進めている。

 レアアースとはレアメタル(希少金属)の一種で、ネオジム、ディスプロシウムなど17種類の元素の総称。埋蔵量は多くても技術的な理由などから取り出すことが難しいため、特に希少性が高い。他の金属素材の性質を変える特徴を持っており、金属にレアアースを混ぜると、強度や磁力、耐熱性が増す効果がある。「産業のビタミン」とも呼ばれ、永久磁石や2次電池、研磨剤などには必須の素材だ。

 だが、その市場規模は年間十数万トンしかない。ベースメタルの代表格である銅の世界生産量と比べると100分の1、金額ベースでも1000億円程度。金属資源ビジネスとしては極めてニッチである。にもかかわらず、大手商社がこぞって確保に走るのはなぜなのか。


 いちばんの理由は「日本のこれからの産業に不可欠」(双日の化学品・機能素材部門事業推進課課長、橋本紀行氏)だからだ。レアアースを混ぜた磁石などは、家電や産業用機器の省電力化に大きな役割を果たしてきた。さらに近年のエコカー市場拡大がニーズに拍車をかけた。ハイブリッド車や電気自動車の心臓部である駆動用モーターには、ネオジムやディスプロシウムを使った強力かつ耐熱性の高い高性能磁石が欠かせないのだ。省エネ社会実現に向けて、その重要性はがぜん高まっている。


 加えて、脆弱な調達態勢も背景にある。現在、レアアースは実質的に中国が唯一の生産国。かつて米国が最大の生産量を誇ったが、中国による安値輸出で他国は次々と生産中止を余儀なくされた。1990年代後半以降は中国が一手に世界供給を担い、日本も消費量のほぼ全量を中国からの輸入に依存している。


いびつな中国への依存 危機感高める自動車業界


 ところが、その中国がレアアースの輸出規制を年々強めている。外国企業によるレアアース鉱山の開発を禁止する一方、04年から国が輸出数量を管理・制限する制度も導入。輸出割当数量の削減が続き、今年の割当枠は05年の7割程度にまで減った。06年からは輸出に関税を課し、昨年は税率を一挙に従来から倍の20%台に引き上げた。今年夏には現地メディアが「中国政府は今後、レアアースの輸出を禁止する」と報道し、日本でも業界関係者を慌てさせ、経済産業省が中国政府へ事実確認に動く騒ぎに発展した。当局は輸出禁止を否定したが、さらなる輸出枠の削減が確実視されている。


730 Days Diarly-エコカー  今や「世界の工場」となった中国は、レアアースの消費量も世界最大。急激な経済・産業発展に伴って、その消費量が激増しており、中国政府は輸出を削り国内産業に回したい。また、自国内で豊富に有するレアアース資源は産業戦略における強力な“武器”にもなる。ある業界関係者は「中国政府は、日本のハイテク加工産業の技術を欲しがっている。レアアース輸出禁止もちらつかせながら、自国内に有力企業を呼び込むつもりだろう」と解説する。


 こうした中国の動きを受けて、リスクの低減を図ろうと大手商社が調達ルート確立に動いているわけだ。 一方、エコカーに未来を託す自動車業界はことさら危機感を強めており、中でも活発な動きが見られるのが、ハイブリッド車で先行するトヨタ自動車。昨年末、同社傘下の豊田通商は、インド産レアアースの販売権を持つ国内専門商社を買収。双日とのベトナム鉱床開発に加えて、インドネシアでもスズ残渣からの資源回収を検討している。他社も同様で、ある大手自動車メーカーは取引先に対し、「必要なレアアースが確保できるなら、山の一つや二つ買ってもいい」とさえ言い切っているほどだ。


 実は、中国は世界最大の埋蔵国であるにもかかわらず、さらなる資源確保を狙い、国外の権益確保にも動いている。これは中国がレアアースを「21世紀の戦略資源」と見据える証拠だろう。エコカーをはじめとする次世代産業で世界屈指の技術力を誇る日本。強みを最大限に発揮するうえで、希少資源の安定確保が大きなカギを握っている。


(=週刊東洋経済)