NHK連続テレビ小説[スカーレット]を毎日観ているんだけど、今日の回(第73話)はヤバかった
※ネタバレになるので、今日の分をまだ観ていない人はすみません。
主人公川原喜美子(戸田恵梨香さん)のお父さん(北村一輝さん)は、THE・昭和のお父ちゃんって感じの人。
家族のことを第一に考えているがゆえに行き過ぎた行動や言動を後先考えずしてしまう、見ていて思わず「くすっ」とか「にやっ」ってしちゃうような人です。
先週からこのお父ちゃんが体調不良だってことはちょいちょい出てきてたんだけど、今日はこの体調不良の原因が判明しました。
お父ちゃん、自分でも体調が優れないことが分かってて、ひとりで病院で検査をして、その結果もひとりで聞いて、病院で涙して…
家族に心配をかけたくないから、家では普段通りを装っている姿を見て、「あぁ、昔のお父ちゃんってこんな感じだっただろうなぁ」って思いました。
病院で偶然、お父ちゃんが泣いている所を見てしまって声をかけた喜美子の幼馴染、熊谷照子(大島優子さん)に「喜美子には言わんでくれ」と懇願したから言えなかったと喜美子の夫、川原八郎(松下洸平さん)にだけ病院であったことを伝える。
そして、お父ちゃんが夏なのに「温泉に行きたい」と言い出す。お母ちゃん(富田靖子さん)とふたりで行きたいと。
お母ちゃんはたぶん、お父ちゃんの体調不良が普通じゃないって分かってるんだろうね。お父ちゃんの希望をかなえたいと一緒に行くことになる。
お父ちゃんとお母ちゃんが温泉に行っている間に八郎が喜美子と喜美子の妹、百合子(福田麻由子)にお父ちゃんの病気のことを告げる。
八郎は照子に言われた後、病院に行き、お父ちゃんの様子を聞いてきてくれたのだ。
お父ちゃんはもうそんなに長くない…
八郎の言葉を喜美子は信じない。でも八郎の真剣な顔を見て現実だと思い知らされるところで今日の回は終了。
今日観てて、私の父はちょっとした体調不良でも大袈裟に大騒ぎする人なので「昭和初期生まれなのに、どうして喜美子のお父ちゃんみたいな男気がないんだろうなぁ」なんてつい比べてしまいましたわ
今日の回は、すっごく悲しい未来が待っているのは分かったんだけど、一家の大黒柱とはみたいなものを見せてもらった気がします。
今週も目が離せません