日進月歩の西洋医学と不変の東洋医学 | しちふくのひとやすみ

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獣医師&獣医鍼灸師&レイキヒーラーである
しちふくの感じたいろんなこと

西洋医学は日進月歩。


日々進化して行っています。


東洋医学は何千年も

ほぼ不変のままです。



あしあと



東洋医学の基礎が築かれた古代中国の頃、

日本はまだ弥生時代でした。


東洋医学では、

そんな昔に作られた理論体系を

今でもほぼそのまま使っています。


西洋医学では、

新しい検査機器ができたり、

新しい理論が体系付けられたりすると、

それらをどんどん取り入れて

変化して行きます。



なぜそんなに違うのでしょう。



あしあと



東洋医学では、

人間も動物も自然の一部と考えます。


自然の摂理のままの状態でいるのが

東洋医学でいう健康な状態です。


自然の摂理から外れた状態が

病気の状態です。


一番の基本が自然です。


病気になったら

自然の流れに沿った心身に戻すことが

治療になります。


東洋医学では

自然を分析したりしません。


自然をあるがままの姿で

まるっとそのまま受け入れるのが

東洋医学です。


人間の浅知恵で理解できないものも

すべてひっくるめて

大自然の恩恵として受け入れます。


自然は

季節などの小さな変化をしながら

でも本質は何も変わらず

滔々と流れ続けています。


自然は何千年も変わっていません。


だから、自然を基本とする東洋医学は

何千年も変わらないのです。




あしあと



西洋医学は、

科学というものさしで

検査や治療をします。


西洋医学では科学的根拠を

最も大切にします。


科学はどんどん進歩しますから

それに合わせて西洋医学も進歩します。




科学は本当に

どんどん進歩しているのでしょうか?


科学といっても、

医学の基本になるのは自然科学です。


自然科学は自然現象を説明するために

自然を分析する学問です。


ニュートンは

りんごが木から落ちる現象を

説明するために

万有引力の法則を導き出しました。


万有引力は有史以前からあったのです。


誰もその存在に気づいていなかっただけ。


ニュートンは

そういう力があることに気付き

万有引力と名付けただけなのです。

ニュートンはイギリス人なので、実際には

Law of  Universal Graviationと名付けました


感染症だって、

最初は細菌もウイルスも

その存在さえ分からなかったのです。


顕微鏡ができて細菌を見れるようになり

それから電子顕微鏡ができて

ウイルスを見れるようになりました。

ウイルスは普通の顕微鏡では見えません


細菌だってウイルスだって

ずっと前からあるのです。


誰もその存在を知らなかっただけです。


ずっと以前からある自然界の存在を

人間が理解できるようになることを

「科学の進歩」と言っているのです。


だから自然界に存在するのに

人間の科学で理解できないことは

科学的根拠がない、

と否定されることがあります。


人間が理解できる部分だけが科学であり、

その科学を基にしているのが

西洋医学です。





あしあと




西洋医学が進歩し続けるのは

自然を分析して

人間が理解できる部分だけを

科学と呼んで信奉しているから。


人間が理解できる部分が増えることを

科学の進歩と呼ぶのです。




東洋医学が昔のままのやり方なのは

自然を分析したりせず

分からない部分は分からないままで

そのまままるっと受け入れるから。


自然が変わらないように

東洋医学も変わらないのです。


変わらなくても効果があるから

何千年も続いているのだと思います。


 

あしあと



西洋医学と東洋医学には

それぞれ長所短所があります。


それぞれの長所を生かして

健やかに過ごせれば

洋の東西にこだわる必要は

ないと思います。


西洋医学も東洋医学も

どちらも上手に取り入れて

健康に過ごしちゃってくださいわんわんにゃー





初詣に行ったとき
境内で焚き火をしていました。

2メートル以上離れてても
ぽっかぽかになるくらい
暖かかったです。

エアコンじゃ、こうは行かない。

自然の火の力ってすごいですメラメラ






今日も皆さまが穏やかな

ほっこりした気持ちで過ごせるよう

祈っていますハート






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