迷い猫の飼い主さんが見つかるまで | しちふくのひとやすみ

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獣医師&獣医鍼灸師&レイキヒーラーである
しちふくの感じたいろんなこと

雨の中で身動きが取れなくなっていた猫を

なんとか落ち着いた環境に

入れることができました。

 



今度は、この子の飼い主さんに
つながる情報を集めなければなりません。

性別は・・
洗っているときは
手触りでオスかと思ったのですが、
目視すると陰部がふやけて
ブヨブヨしていました。

長時間濡れてたからね。

見れば見るほど性別が分かりにくくて
困ってしまいました。

歯を見ると奥歯はだいぶ抜けていて
犬歯にも奥歯にも歯石が付いていました。

10歳以上にはなっていると思いました。


あしあと


翌朝、最寄りの警察署と
動物愛護センターに電話をしました。

どちらも、
それらしい飼い主さんからの届出はなく
迷い猫として登録してもらいました。

動物愛護センターの人からは
迷い猫の飼い主さんは見つからないことが多い
と言われましたショボーン




実は、猫を保護して直ぐに
アメブロとFacebookに
迷い猫の飼い主さんを探していると
書きました。

そしたら、
アメブロは30件ものリブログ、
Facebookも20件ほどのシェアを
いただきました。

翌日、小麦さん がブログコメントに
迷子猫情報サイトに似た猫がいると
知らせてくださいました。

そのサイトを見ると
猫がいなくなった場所も
我が家の直ぐ近くのようでした。


迷い猫情報サイトの写真はこちら⇩




私が保護した猫の写真は⇩






情報サイトの写真よりやつれていますが
間違いなく同じ猫だと思われました。


情報サイトから
猫の飼い主さんに連絡し
その日のうちにお迎えに来てくれました。



じろちゃん、という名前だそうです。

重い病気があって治療中なんだそうです。

じろちゃん、無事にお家に帰れて
本当に良かったです。



翌日、警察署と動物愛護センターに
電話しました。

どちらも、飼い主さんが見つかったことを
喜んでくれました。

警察の人まで
「それは良かったです」
と嬉しそうに言ってくれました。


あしあと



実は飼い主さんは
保健所に届けていたらしいんです。

私が届けたのは警察と動物愛護センター。

これじゃ、飼い主さんとつながらないよね。。

動物愛護センターの人に
横の連携を取って
迷い動物の情報を共有できないか
訊いてみました。

答えは
「個人情報が絡むのでできません」
というものでした。

飼い主さんの個人情報とか、
保護した人の個人情報は出さない形で
いつどこでどういう動物がいなくなった、とか
動物の情報だけを共有するシステムって
できないものなんですかね?

該当する迷い動物がいたときだけ、
その子に関わる人間の情報を出せば
それで良いんじゃないかと思うけど
お役人さんはそうは思わないんでしょうか。。

せめて、迷い動物の届出があったとき、
他にこれこれの役所にも
届けた方が良いですよ、
と教えるくらいのことはしてくれても
良いんじゃないかと思いましたキョロキョロ


今はお役所仕事を待っているより
ネット情報の方が早いことを実感しました。


あしあと



今回は、多くの方が
じろちゃんに思いを寄せてくださいました。

リブログしてくださった方、
コメントくださった方、
「いいね」をつけてくださった方、
ブログを読んでくださった方、

すべての方の思いが
大きなパワーになって
スピード解決につながったと思います。

皆さまの温かいお気持ちが
とっても嬉しかったです。

本当にありがとうございました<(_ _)>

心から感謝申し上げますハート