低気圧と月と症状 | しちふくのひとやすみ

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獣医師&獣医鍼灸師&レイキヒーラーである
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気象病という言葉をご存知でしょうか?

Wikipediaによると
気象病は、近年認知されつつある病名で、気象の変化によって症状が出現する、あるいは悪化する疾患の総称。
症状は「天気が悪いと古傷がうずく」といった天気痛のほか、メニエール病、喘息、めまい症、うつ病、頭痛、腰痛、肩こり、神経痛、関節炎、リウマチ、蕁麻疹、吐き気など様々である。


気象病は人間だけでなく動物にもあります。

今現在 天気が悪いとき、というより
これから天気が悪くなるとき、
症状が出ることが多いように思います。

あと数日で低気圧が来るとき、です。

今いる場所では天気が良いので
気象病だと気付かない飼い主さんも多いです。

例えば東京に暮らしている動物の場合、
低気圧が九州~関西にいるときに
具合が悪くなることが多いです。

症状はその子の「いつもの」症状です。

その子の症状がてんかんの場合は
気象病だと気付く飼い主さんが多いです。

腹痛、下痢、嘔吐などの消化器症状が
気象病で悪化する子もいます。

めまいや頭痛もあるかもしれませんが
動物は「頭痛がする」と言ってくれないので
大抵の飼い主さんは気付きません。

でも、何となく元気や食欲がないと
気になりますよね。

「気になる」を踏み込んで調べてみると
何か分かるかもしれません。




低気圧の大型版である台風でも
もちろん気象病は起こります。

月の満ち欠けも関係します満月半月新月

満月と新月のときに症状が悪化する子もいます。


症状が良くなったり悪くなったりを
繰り返す場合、
低気圧や月の満ち欠けとの関係を調べると
何か関連があるかもしれません。


今は気圧や月の満ち欠けを知るための
ツールが色々あります。


例えば天気図


これじゃ分かりにくいですかねあせる


スマホアプリもありますので、
気になる方はご利用ください。

気圧による頭痛への影響お知らせアプリ例




月の満ち欠けアプリ例


これらのツールを利用して調べてみて
気象病の可能性がありそうな場合、
東洋医学や自然療法の専門家に
相談するという方法があります。

実際に、私も気象病の子たちを
診療しています。

気圧センサーである三半規管を
マッサージと鍼治療で緩めたり、
脳圧を下げたりします。

気象病によるてんかんや
消化器疾患が改善した子たちもいますわんわんわんわん

まずは気圧や月の満ち欠けと
症状に関連性があるかどうか
調べてみてくださいわんわんにゃー

そして、今 猛烈な台風10号が
日本に向かって来ています。



台風による災害がありませんようにお願い

気象病が悪化しませんようにお願い

どうか皆さまご無事にお過ごしくださいハート