7月3日はみなみのウチの子記念日です
2003年7月3日にウチの子になったので
373でみなみと名付けました。
その日、朝起きたら
子猫の鳴き声が聞こえました。
玄関先に置いてあった段ボール箱の中に
一匹だけ子猫がいたのです。
どこから来たのか見当もつきませんでした。
へその緒はなかったけど、
まだ目も開いていない
生後数日の子猫でした。
当時小学一年生だった息子は
みなみの子育て日記を付け始めました。
2003年7月3日の日記
「あさおきたら、こねこがそとのはこのなかでないていました。」
2003年7月5日の日記
「みなみのしゃしんをとりました。
くちびるのところをつめでひっかけられてしまいました。」
2003年7月14日の日記
「みなみのめがぜんぶあきました。」
哺乳瓶でミルクを飲ませました。
離乳食は、娘も息子も手伝ってくれました。
とても弱虫で怖がりでしたが、
みなみは私にとって特別な猫でした。
12歳の時、みなみは
動脈血栓栓塞症という病気になり
2週間の闘病の末、旅立って行きました。
旅立つ前の数日間、
みなみは酸素室で過ごしました。
酸素の吹き出し口が
酸素室の天井の中央にあり、
風がみなみに直接当たっていました。
息子は、
みなみに風が直接当たらないように
吹き出し口をティッシュで覆い、
風が横に出るように工夫していました。
大好きなお兄ちゃんが
自分のために何かしてくれるのを
苦しいながら嬉しそうに見上げるみなみ
この数日後、息子に見守られながら
私の腕の中で旅立ちました
12歳という若さで旅立ったみなみ
今でも、私の大切な宝物です