両後肢完全麻痺から復活してきたトラ君 | しちふくのひとやすみ

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獣医師&獣医鍼灸師&レイキヒーラーである
しちふくの感じたいろんなこと

トラ君は3歳のフレンチブルドッグの男の子。

 
1年前に脊髄梗塞という病気になり、
両後肢が完全に麻痺してしまい
立つことがまったくできなくなりました。

発症直後は深部痛覚がなく、
自力排尿もできませんでした。


 
トラ君は発症1か月後から
鍼治療を受け始めてくれ、
それから約1年間、
ほぼ毎週治療させてもらっています。
 
はじめの頃は鍼を刺して
低周波電気を流す治療をしていました。
 
でも、半年ほど経った頃から
痛覚を感じるようになり、
鍼治療を嫌がるようになってしまいましたあせる
 
夏からはマッサージとハンディレーザー機で
週1回の治療を続けています。
 
トラ君は少しずつ回復し続けています。

今でも飼い主さんが圧迫排尿していますが、
お散歩のときなどに自分で排尿できることも
あるそうです。
 
トラ君は自宅のフローリングの上では
滑るので上手く立てませんが、
芝生の上では自分で立ち上がり、
両後肢を動かして歩くことができるように
なりました下矢印
 
 
トラ君はまだ若いので、治療を続けていくと
フローリングの上でも立って歩けるように
なるかもしれません。
 
トラ君は私の治療のほかに、
大きな動物医療センターでのリハビリも
定期的に受けています。
 
トラ君が回復してきたのは私の治療だけでなく
医療センターでのリハビリの効果も
大きいと思います。
 
何が効果的かということより、
トラ君の足の動きが
少しずつ良くなってきていることが
とても嬉しいですおねがい
 
 
こらからもトラ君を
応援し続けたいと思いますハート
 
 
ブログ掲載を快諾して
動画を提供してくださった
トラ君の飼い主さま、
ありがとうございましたおじぎ
 
 

 

 

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