我が家の柴犬コロンです。
コロンは15歳半のおばあちゃんワンコです。
柴犬に多いとされるアトピーなどの皮膚疾患も、白内障もありません。
足腰もまだしっかりしています。
同じく柴犬に多い痴呆の徴候もありません。
昨年の冬はちょっと足が小刻みに震えている時期もありましたが、漢方薬とレイキで持ち直しました。
さすがに耳は少し遠くなりました。
白内障はありませんが、角膜が少し白っぽくなってきたので、暗い所では見えにくそうにしているときもあります。
今日はコロンの五行分析をしてみましょう。
コロンは金の性格です。
金の性格は「一人でいるのが好き、自分の世界がある、他者を気にしない、媚びない、おとなしい、ルールを守るのが好き」などの特徴があります。
コロンはまさにその通り、とにかく一人でいるのが大好きです。
他の犬も人も全く気にしません。
それどころか、飼い主の私たちでさえ、あんまり気にしません。
体を触られるのは嫌いです。
金の要素に関連する臓器は肺、大腸、皮膚などです。
コロンは小さい時に血統書付きで売られていきましたが、排便のたびに脱肛する体質だったため、「こんな不良品は要りません」と言って返品された経歴があります
そのおかげ(?)で我が家に迎えることができたんですけどね・・・
コロンが我が家に来たのが生後7か月のときなので、生まれて間もなくから脱肛していたと思われます。
東洋医学では、幼少期に、本来なるはずのない病気になる場合、生まれつきの生命力が弱いと考え、これを腎精虚と言います。
参考過去記事⇒五宝-精の話
腎は水の要素なので、コロンは生まれつき水の要素が弱いことになります
また、脱肛というのは、東洋医学では「脾」の力が弱まった脾気下陥の症状の一つと考えます。
東洋医学的に「脾」の大切な役割の一つに「臓器を本来あるべき位置に保持する」という働きがあります。
この脾の働きが弱ったため、直腸が本来あるべき位置にとどまることができずに肛門から出てきてしまったと考えるのです。
今は脱肛しなくなりましたが、脾は土の要素のため、コロンは土の要素も弱いと考えられます
土の要素には消化器も含まれます。
コロンは以前から食が細く、やせっぽちです。
もう少し「脾」を補って、もう少したくさん食べるようになってほしいところです。
今、コロンは大きな健康問題はありませんが、昨年の冬に足が小刻みに震えたと上に書きました。
コロンは腎精虚があるので、生まれつき水の要素が弱いです
年齢的にも高齢期は水の要素になるので、何かあると本来の性格に関係なく水の要素に問題が出ることがあります。
しかも、コロンは金の性格です
上の五行図で見ても分かる通り、金は水の親に当たります
コロンは金の性格のため、金の要素が親としての役割を十分果たせない場合があります。
季節的にも冬は水の季節ですから、何かあると水の要素に問題が出やすくなります
そして、後肢も水の要素に含まれます
このため、昨年の冬(水の季節)に高齢(水の年齢)のコロンの後肢(水の要素)に問題が生じ、小刻みに震えていたのだと思います
最近耳(聴覚)が遠いですが、耳も水の要素に含まれるので、年齢的にも仕方ないと思います
今は夏(火の季節)の初めですが、そろそろ季節の変わり目(=土用=土の季節)なので、土の要素が働いているのか、コロンは食欲旺盛です
今度の冬(水の季節)には、また水の問題が起こってくるかもしれません
本来の性格である金の要素に問題が起こる可能性もありますが、コロンの場合は金の子である水の要素に問題が現れると思います。
後肢や耳だけでなく、骨、関節、脳、腎臓、膀胱なども水の要素に含まれるので、これらに問題が起こらないように気を付けていこうと思います。
鍼やマッサージができるといいのですが、コロンは触られるのを極端に嫌うので、多分やらせてくれないと思います
食事管理、必要に応じて漢方薬、そして何より触らなくてもできるレイキを使ってコロンの体調を整えていこうと思います