古い車のリフレッシュをどこまで求めるか? | 90年代国産車とロードスターとプロペラシャフトのブログ

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個人ガレーヂ「ガレーヂ27番地」のオーナーは、ユーノス&マツダロードスターとプロペラシャフト、90年代の国産車の維持管理を語るブログ。
NA8Cロードスターを約20年所有した間に学んだ事、オリジナル「リファイン」パーツの紹介等、ちょっと旧い車の維持管理がメインです。

 

 

 
 

 

今まで維持してきた車、中古で買った車・・・様々ありますね。

 

個人的に最近中古軽トラックを仕入れて親父と兼用で使っていますが、20年落ちです。
それなりにガタ・錆はあります。

身内でも6年落ちの中古車を購入したと先にお伝えしました。
「非常にコンディションの良いお車で・・・」と納車時に営業担当に言われたのですが、まあ先にお伝えした通りにブレーキとタイヤは要整備です。
上の画像の通りです。
どこがコンディションの良い車なのか??理解に苦しみますが、一般的にはそう言われると・・・「おお、程度良いのか!流石ディーラーだ」となるでしょう。
ですが、やはりこの状態をそのまま・・・という訳にはいきません。
納車整備では別途料金で整備は可能ですが、整備込みの乗り出し料金には入らないのですよね。

つまりは、中古車を仕上げて行くのはオーナー次第という事になります。
そのまま乗っても良し、万全でメンテするのも良しでしょう。
自分はブレーキであれば早めにメンテナンスをします。
この身内の車であれば、キャリパーのオーバーホールとディスクローターの研磨、ブレーキパッド交換です。
リアはホイールシリンダに漏れが無ければそのまま、リヤシューの厚みもOKであれば点検のみでしょうね。
あとは油脂類の交換です・・・未交換部分もあるので、液モノは全交換です。

目指すは新車時の50~70%程度のコンディション。
メカ的にです・・・20年、10万キロであれば、ザックリと10年、5万キロ走行辺りまで時間軸を巻き戻す・・のが目安です。
この車であれば、まあ6年・53000km落ちを3年、3万キロ辺りに戻せばまあ良いかな~と考えてはいます。
と、いう事はどうしていけばいいのか?を考える事ですね。
既に様々考えています。

中古で買った車が修理代で買った価格を上回る・・・事はあります。
安物買いの銭失いという言葉にもあります・・・時折、「だったらもっとカネ出して、程度良いのを買えば良かったじゃん!」という意見も聞きますが、中古車の程度なんて特に古くなればなるほどに分からないのです。
走行が20年経過で2万キロ台と少なくてワンオーナー、車庫保管、事故歴無し・・・良いとされる基準です。
しかしながら、過去の整備状況はどうでしょうか?・・・案外にもオイル交換程度でずっと来てたのであれば、それはなにもやってないのと同じでしょう。
走行が少ないから大丈夫・・・それは機械には当てはまりません。

少なくともブレーキは全て見直す位の事前予想はするべきであり、その為には予算一杯で車は買うな・・・という事になります。
ある意味古い車の購入は博打と言っても良いので、中古車を見に行く時には詳しい方、現役整備士等
と同行する事をお勧めします。

ガレーヂ27番地
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